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バルサ歴代・最年少記録の一覧|ヤマルが塗り替えた記録のすべて

※本記事にはアフィリエイト広告(楽天)が含まれます。

※本ページの情報は2026年9月時点のものです。ラミン・ヤマルは現在19歳で、今後も記録が動く可能性があります。

バルサの「最年少記録」は、この数年でほとんど書き換えられた。

デビュー、初先発、初ゴール、クラシコでの得点、通算100試合——思いつく限りの項目が、ラミン・ヤマル、アンス・ファティ、ペドリの3人に置き換わっている。

しかもペドリはリーガ150試合到達でメッシの記録を更新し、通算250試合ではメッシにわずか47日差まで迫った

こうした記録は、大会ごと・項目ごとにばらばらに報じられるため、結局いま誰が何を持っているのかが分かりにくい。「最年少」と書かれていても、それが出場なのか先発なのか、バルサ内の記録なのか大会全体の記録なのかで意味がまったく変わってくる。

この記事では、散らばっているバルサの最年少記録を1本にまとめる。まず、集計の前提をはっきりさせておきたい。

📌 この記事でいう「公式戦」とは

リーガ・エスパニョーラ/コパ・デル・レイ(国王杯)/スーペルコパ・デ・エスパーニャ/チャンピオンズリーグ/ヨーロッパリーグを指します。

親善試合は含みません。ジョアン・ガンペール杯やプレシーズンの試合は対象外です。

順位について。クラブ公式が順位を公表している項目はその表記に従い、公表がない順位は各選手の生年月日と試合日から算出しました。算出した項目は表の下に明記しています。

バルカ

「最年少」って記事によって数字が違うことが多いんだよね。何を数えているかを先に決めておかないと、比べようがない。

目次

出場の記録

公式戦の最年少デビュー

順位選手年齢日付対戦相手大会
1ラミン・ヤマル15歳290日2023年4月29日ベティスリーガ
2ビセンス・マルティネス16歳280日1941年10月19日レアル・マドリーリーガ
3アンス・ファティ16歳298日2019年8月25日ベティスリーガ
4ボジャン・クルキッチ17歳19日2007年9月16日オサスナリーガ
5ガビ17歳24日2021年8月29日ヘタフェリーガ
6リオネル・メッシ17歳114日2004年10月16日エスパニョールリーガ

出典:FCバルセロナ公式、SI、UEFA公式。⚠️ ヤマルのデビュー時の年齢は公式が15歳290日、UEFAは15歳291日としています。本記事はクラブ公式の数値を採用しました。

4位のボジャン・クルキッチは、2007年当時これがクラブ最年少記録だった。それまでの保持者はメッシ(17歳114日)で、ボジャンが95日更新し、12年後にファティが、その4年後にヤマルが塗り替えたことになる。

この6人はいずれもリーガでデビューしている。つまり「リーガでの最年少出場」も、顔ぶれと数字はそのまま同じになる。

※クラブ公式の一覧はこの3人で終わっています。これより若い出場例(アルマンド・マルティネス=サジ14歳6か月16日、カルラス・コママラ14歳7か月5日、パウリーノ・アルカンタラ15歳4か月18日)は、いまは存在しないカタルーニャ選手権でのもので、公式戦の定義から外れるため本記事では扱いません。

チャンピオンズリーグでの最年少出場

順位選手年齢日付対戦相手大会
1ラミン・ヤマル16歳68日2023年9月19日アントワープ(ホーム)CL
2アンス・ファティ16歳321日2019年9月17日ドルトムントCL
3ボジャン・クルキッチ17歳22日2007年9月19日リヨンCL
4リオネル・メッシ17歳166日2004年12月7日シャフタールCL
5(参考)ナノ17歳(詳細は非公表)CL

出典:FCバルセロナ公式、UEFA公式、各選手のデビュー戦の報道。※クラブ公式は「ボジャン・クルキッチ、メッシ、ナノも17歳でCLデビューした」と記すのみで順位を示していません。3位・4位は生年月日とデビュー日から算出しました。ナノは正確な日付が公表されておらず、順位を確定できません

ヤマルとボジャンは、16年違いの同じ9月19日にCLデビューしている。

最年少での先発出場

順位選手年齢日付対戦相手大会
1ラミン・ヤマル16歳38日2023年8月20日カディスリーガ
2アンス・ファティ16歳318日2019年9月14日バレンシアリーガ
3ガビ17歳49日2021年9月23日カディスリーガ
4ボジャン・クルキッチ17歳53日2007年10月20日ビジャレアルリーガ
5ペドリ17歳327日2020年10月17日ヘタフェリーガ

出典:FCバルセロナ公式、CNN、ESPN。⚠️ ファティの初先発は公式が16歳318日、ESPNは16歳320日としています。なお1941年のビセンス・マルティネスを除く「今世紀の最年少先発」という区分では、クラブ公式はファティを1位としています。

クラシコでの最年少出場(⚠️ 途中出場と先発は別の記録)

ここは混同されやすい。クラブ公式は「途中出場での最年少」と「先発での最年少」を明確に分けている

区分選手年齢日付大会
途中出場での最年少ラミン・ヤマル16歳107日2023年10月28日リーガ
先発での最年少ビセンス・マルティネス16歳280日1941年10月19日リーガ
(参考)今世紀・ヤマル以前アンス・ファティ17歳48日2019年12月18日リーガ

出典:FCバルセロナ公式、FIFA、ESPN。

ビセンス・マルティネスは、デビュー戦がそのままクラシコだった。1941年10月19日の相手がレアル・マドリーであり、「公式戦デビュー」と「クラシコ最年少先発」が同じ試合という珍しい例になっている。

ちなみにマルティネスの記録は、1941年から一度も破られていない。途中出場での最年少はヤマルが更新したが、「クラシコに先発した最年少の選手」という項目だけは、85年前の選手が持ち続けていることになる。

クラシコの通算対戦成績はこちらで。

ゴールの記録

リーガでの最年少得点

順位選手年齢日付対戦相手大会
1ラミン・ヤマル16歳87日2023年10月8日グラナダリーガ
2アンス・ファティ16歳304日2019年8月31日オサスナリーガ
3ボジャン・クルキッチ17歳53日2007年10月20日ビジャレアルリーガ
4マルク・ギウ17歳291日2023年10月22日アスレティック・クルブリーガ
5リオネル・メッシ17歳331日(※)2005年5月1日アルバセテリーガ
6ジョフレ・マテウ18歳111日リーガ

出典:FCバルセロナ公式「Barça’s youngest Liga goalscorers」、CNN。※クラブ公式の一覧は2019年時点のもので、その後のヤマル(2023年)とギウ(2023年)を加えて並べ替えています。7位以下はチアゴ・アルカンタラ18歳315日、ムニル・エル・ハダディ18歳358日と続きます。

⚠️ メッシの「17歳331日」について

クラブ公式はメッシの初ゴールを17歳331日としていますが、生年月日(1987年6月24日)と試合日(2005年5月1日)から計算すると17歳311日になります。デビュー(2004年10月16日・17歳114日)から初ゴールまでは197日で、114+197=311という計算です。

本記事は公式の表記に従って331日と記載しますが、この数字には食い違いがあることを申し添えます。

4位のマルク・ギウは、デビュー戦での得点だった。2023年10月22日のアスレティック戦、途中出場からわずか23秒で決勝点を挙げている。

なおヤマルは、リーガ以外の大会でも最年少得点記録を持っている。スーペルコパが16歳182日(2024年1月11日 vsオサスナ)、国王杯が16歳195日(2024年1月24日 vsアスレティック)だ。

チャンピオンズリーグでの最年少得点

順位選手年齢日付対戦相手大会
1アンス・ファティ17歳40日2019年12月10日インテル(アウェイ)CL
2ラミン・ヤマル17歳68日2024年9月19日モナコ(アウェイ)CL
3ボジャン・クルキッチ17歳217日2008年4月1日シャルケCL
4ペドリ17歳330日2020年10月20日フェレンツヴァーロシュCL
5マルク・ギウ17歳343日2023年12月13日アントワープ(アウェイ)CL

出典:FCバルセロナ公式、UEFA公式、Barça Universal。参考:メッシのCL初得点は18歳131日(2005年11月2日 vsパナシナイコス)で6位以下にあたります。

この項目だけは、ヤマルではなくファティが1位である。しかもこれはバルサの記録であると同時に、チャンピオンズリーグそのものの最年少得点記録でもある。

ファティはデビュー・初得点・初先発・CLデビューのすべてで、一時はクラブの最年少記録を持っていた。その多くはのちにヤマルに更新されたが、CLでの得点だけは、いまも彼の名前が残っている

クラシコでの最年少得点

順位選手年齢日付対戦相手大会
1ラミン・ヤマル17歳105日2024年10月26日レアル・マドリー(ベルナベウ)リーガ
2アンス・ファティ17歳359日2020年10月24日レアル・マドリーリーガ
3ガビ18歳163日レアル・マドリーリーガ
4リオネル・メッシ19歳259日2007年3月10日レアル・マドリーリーガ

出典:FCバルセロナ公式、SI、ESPN、DAZN。⚠️ ヤマルの年齢は公式が17歳105日、SIなどは17歳106日としています。

⚠️ 「ヤマル以前の記録保持者」には2つの説があります

FCバルセロナ公式とDAZNは「アンス・ファティ(17歳359日・2020年)」とします。

一方SIなどは「1947年のアルフォンソ・ナバーロの77年ぶりの更新」と報じ、統計家MisterChipはナバーロを17歳356日(1947年3月30日)としています。ただしナバーロの生年月日そのものに疑義があるとの指摘もあります。

本記事はどちらかに断定せず、両論を併記します。

アシストの記録

📌 アシストは古い時代の公式記録が存在しません

信頼できるアシストのデータは主に21世紀以降のものしかありません。そのため以下は「今世紀を対象とした記録」として読んでください。1900年代前半の選手と比較できる数字ではありません。

区分選手年齢日付対戦相手大会
リーガ最年少アシストラミン・ヤマル16歳45日2023年8月27日ビジャレアル(アウェイ)リーガ
CL最年少アシストラミン・ヤマル16歳153日2023年12月13日アントワープ(アウェイ)CL

出典:FCバルセロナ公式。※アシストはクラブ公式がヤマルの記録のみを公表しており、2位以下の一覧がありません。そのため順位表ではなく大会別に掲載しています。※CLデビュー(16歳68日)とCL初アシスト(16歳153日)はどちらもアントワープ戦ですが、9月19日のホームと12月13日のアウェイで別の試合です。混同しやすいので注意してください。

節目への到達

通算100試合

順位選手年齢日付対戦相手大会
1ラミン・ヤマル17歳291日2025年4月30日インテル(CL準決勝1stレグ)CL
2ガビ19歳29日
3ボジャン・クルキッチ19歳2か月24日
4ペドリ20歳2か月4日
5アンス・ファティ20歳5か月15日

出典:FCバルセロナ公式。

リーガ150試合 — ペドリがメッシを更新

順位選手年齢日付対戦相手大会
1ペドリ23歳18日2025年12月13日オサスナリーガ
旧記録リオネル・メッシ23歳121日2010年10月23日サラゴサリーガ

出典:Goal(Opta引用)、SI、El Debate。※この項目は3位以下の公表データが見つからなかったため、1位と旧記録のみを掲載しています。

103日も更新している。メッシの記録が15年ぶりに書き換えられた形だ。

通算250試合 — メッシとペドリが47日差

順位選手年齢日付対戦相手大会
1リオネル・メッシ23歳241日2011年2月20日アスレティック・ビルバオリーガ
2ペドリ23歳288日2026年9月9日フェイエノールトCL
3シャビ24歳99日
4イニエスタ24歳253日
5ブスケツ25歳96日

出典:Yahoo Sports(ムンド・デポルティーボ提供数値)、Barça Universal。

差はわずか47日。ペドリの250試合目は、2026年9月9日のチャンピオンズリーグ開幕戦だった。

📝 ペドリ250試合の内訳について

リーガ169/CL44/国王杯19/スーペルコパ11/EL7、通算29ゴール——この内訳はFCバルセロナ公式(2026年9月)の記載によるものですが、本記事の執筆時点で記事本文のURLを直接確認できていません。確定した数字として扱わないでください。

なお200試合到達時点の内訳(リーガ134/CL34/EL7/国王杯16/スーペルコパ9、26ゴール)はクラブ公式で裏取り済みで、250試合の数値と整合しています。

節目の記録は、ほかの項目とは性格が違う。デビューや初得点は「一度きりのチャンス」だが、100試合や250試合は、若くして定着し、ケガを避け、出続けた選手にしか届かない。この2つの表にメッシとペドリの名前が並ぶのは、そういう意味でも納得がいく。

歴代の最多出場ランキングはこちらで。

ヤマル1人が持っている記録

ここまで見てきた表に、何度も同じ名前が出てきた。まとめるとこうなる。

記録年齢日付
公式戦デビュー15歳290日2023年4月29日
最年少先発16歳38日2023年8月20日
リーガ最年少アシスト16歳45日2023年8月27日
CLデビュー16歳68日2023年9月19日
リーガ最年少得点16歳87日2023年10月8日
クラシコ最年少出場(途中出場)16歳107日2023年10月28日
CL最年少アシスト16歳153日2023年12月13日
スーペルコパ最年少得点16歳182日2024年1月11日
国王杯最年少得点16歳195日2024年1月24日
通算50試合16歳10か月6日
クラシコ最年少得点17歳105日2024年10月26日
通算100試合17歳291日2025年4月30日
リーガ100試合18歳272日

出典:FCバルセロナ公式、ESPN。

13項目。このうち10項目を16歳のうちに達成している

バルカ

並べてみて初めて気づいたけど、16歳の1年半でほぼ全部取ってるんだよね。数字だけ見ても異常だと分かる。

これだけの記録を、いまも18歳が更新し続けている。実際に応援したくなった人もいるだろう。ベースになるのは今季のホームユニフォームで、そこに「10 YAMAL」のマーキングを入れるかどうかは好みが分かれるところだ。価格も在庫も時期で動くので、気になる人は下のリンクで最新の状況を確かめてほしい。

※価格・在庫は変動します。最新の情報は各ショップでご確認ください。

なぜ記録がこの数年に集中しているのか

ここまでの表を、記録が達成された「年」で並べ直してみると、もうひとつの事実が見えてくる。

いま1位に名前が載っている記録のうち、2019年より前のものは2つしかない。

  • ビセンス・マルティネスのクラシコ最年少先発 —— 1941年
  • リオネル・メッシの通算250試合 —— 2011年

それ以外はすべて2019年以降だ。アンス・ファティのデビュー(2019年8月)から数えて、わずか7年ほどのあいだに、クラブの最年少記録はほぼ総入れ替えになっている。

顔ぶれを見ても、ファティ(2002年生)、ペドリ(2002年生)、ガビ(2004年生)、ヤマル(2007年生)——5年ほどの幅に生まれた4人で、ほとんどの項目が埋まっている。

バルカ

たった7年でここまで塗り替わるのは、さすがに普通じゃない。この世代が特別だったということだと思う。

「バルサの記録」と「大会全体の記録」は別物

ここを分けて書かないと、記事として不正確になる。

記録大会全体でも最年少か備考
ヤマル リーガ初得点(16歳87日)○ リーガ史上の最年少得点マラガのF・オリンガ16歳98日を更新
ファティ CL初得点(17歳40日)○ CL史上の最年少得点従来記録を154日更新
ヤマル CL先発(16歳83日)○ CL史上の最年少先発2023年10月4日 vsポルト
ヤマル CL出場(16歳68日)× バルサ内での記録大会全体ではムココ16歳18日、のちにダウマン15歳308日が更新

出典:FCバルセロナ公式、UEFA公式、bundesliga.com、SI。

CLの最年少「出場」だけは、バルサの選手が大会記録を持っていない。「ヤマルがCL最年少」とだけ書かれた記事を見かけたら、それが出場の話なのか先発の話なのかを確認したほうがいい

次に破られるとしたら

最年少記録の性質上、いま挙げた数字の多くは当分動かないと思われる。ヤマル自身がすでに大半を持っているうえ、16歳での達成を上回るには15歳でデビューする必要があるからだ。

可能性が残っているのは、節目の記録のほうだ。とくに通算250試合(メッシ23歳241日)は、ヤマルが2026年9月時点で19歳・85試合前後というペースを考えると、将来的に射程に入りうる。

ただし、こればかりは出場の積み重ね次第だ。ケガや起用法で簡単に変わるため、ここでは可能性を指摘するにとどめておく。

次の世代からも候補は出てくる。ラ・マシアの現状はこちらで。

記録が生まれる瞬間をリアルタイムで見たい場合は、大会ごとに視聴方法が違う。こちらで整理している。

まとめ

  • 公式戦デビュー最年少はラミン・ヤマルの15歳290日(2023年4月29日 vsベティス)
  • リーガ最年少得点(16歳87日)とCL最年少得点(ファティ17歳40日)は、いずれも大会史上の記録
  • クラシコは途中出場(ヤマル16歳107日)と先発(マルティネス16歳280日)で別の記録
  • ペドリがリーガ150試合でメッシを103日更新(23歳18日)
  • 通算250試合はメッシ23歳241日が1位、ペドリ23歳288日が2位で47日差
  • ヤマルは13項目の最年少記録を持ち、うち10項目は16歳のうちの達成

これだけの記録が10年足らずのあいだに集中しているのは、普通のことではない。そしてヤマルはまだ19歳、ペドリも23歳である。この一覧は、まだ書き換わる。

※本記事の年齢は、各選手の生年月日と記録達成日から全件を検算しています。数字が媒体によって1日程度ずれる項目は本文で併記しました。原則としてFCバルセロナ公式の数値を第一としています。

Visca el Barça!Vamos Blaugrana!!

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