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※本ページの情報は2026年8月時点のものです。
2026年8月27日、チャンピオンズリーグ2026-27のリーグフェーズの組み合わせが決まった。
バルサが戦う8チームが出そろったわけだが、今回の抽選には、これ以上ないほど因縁のあるカードが1つ含まれている。しかもアウェイには、CL2連覇中の王者が待っている。対戦相手・全8節の日程・日本での視聴方法まで、まとめて整理しておく。
バルカ抽選を見た瞬間に声が出た。よりによって、この相手が来るとは思わなかった。
バルサの対戦相手8チーム
まず、対戦する8チームはこちら。ホームで4試合、アウェイで4試合を戦う。
| ホーム/アウェイ | 相手 | 国 |
|---|---|---|
| ホーム | マンチェスター・シティ | イングランド |
| ホーム | アストン・ヴィラ | イングランド |
| ホーム | フェイエノールト | オランダ |
| ホーム | コモ | イタリア |
| アウェイ | パリ・サンジェルマン | フランス |
| アウェイ | スポルティングCP | ポルトガル |
| アウェイ | ガラタサライ | トルコ |
| アウェイ | サバフ | アゼルバイジャン |
⚠️ 表記についての注意
クラブ公式サイトの日本語版では、アウェイの相手が「ザルツブルク」と表記されていますが、英語版公式および複数の報道では「サバフ(アゼルバイジャン)」です。本記事は英語版公式の表記に従い、サバフとして記載しています。
全8節の日程(試合順)
リーグフェーズは9月から翌1月まで、8回に分けて行われる。各節の日程は以下のとおりだ。
| 節 | 日程 | 対戦相手 |
|---|---|---|
| 第1節 | 2026年9月8〜10日 | 発表待ち |
| 第2節 | 2026年10月13〜14日 | 発表待ち |
| 第3節 | 2026年10月20〜21日 | 発表待ち |
| 第4節 | 2026年11月3〜4日 | 発表待ち |
| 第5節 | 2026年11月24〜25日 | 発表待ち |
| 第6節 | 2026年12月8〜9日 | 発表待ち |
| 第7節 | 2027年1月19〜20日 | 発表待ち |
| 第8節 | 2027年1月27日 | 発表待ち |
📅 対戦順はまだ決まっていません
8月27日の抽選で決まったのは「対戦する8チーム」までです。どのチームと何節に当たるか、キックオフ時刻はいつかは、UEFAが後日発表します。発表され次第、この表を埋めて更新します。
決勝トーナメント以降の日程
| ラウンド | 日程 |
|---|---|
| ノックアウトプレーオフ | 2027年2月16〜17日/23〜24日 |
| ラウンド16 | 2027年3月9〜10日/16〜17日 |
| 決勝 | 2027年6月5日(メトロポリターノ/マドリード) |



決勝の舞台はマドリードのメトロポリターノ。バルサが勝ち上がったら、これ以上ないシチュエーションになる。
なおカンプノウ自身も、2029年の決勝開催地に立候補している。1999年の「あの夜」以来となる決勝の舞台を、もう一度取りにいく動きだ。


レギュレーション:なぜ「8位以内」が大事なのか
リーグフェーズは全36チームが同じ順位表に並び、それぞれ異なる8チームと対戦する方式だ。上位8位に入れば、決勝トーナメント(ラウンド16)へ直行できる。
| リーグフェーズの順位 | その後 |
|---|---|
| 1〜8位 | ラウンド16へ直行 |
| 9〜24位 | ノックアウトプレーオフ(2試合)へ |
| 25〜36位 | 敗退 |
9位から24位はノックアウトプレーオフに回るため、2月に2試合を余分に戦うことになる。リーガやコパと並行して戦うシーズンで、この2試合の差はかなり大きい。
💡 大会方式は昨季から変更ありません
リーグフェーズ制は2024-25シーズンから導入されたもので、2026-27も「36チーム・1つの順位表・各チーム8試合」のままです。昨季のCLを見ていた方は、そのままの感覚で追えます。
ちなみに、バルサは昨季ちゃんと8位以内に入っている
この「8位以内」、昨季のバルサは最終節で決めている。2026年1月28日、カンプノウでのコペンハーゲン戦を4-1で勝ち切って、ストレートインを確定させた。


その後ラウンド16でニューカッスルを退け、準々決勝でアトレティコ・マドリードに敗れた。——というのが昨季の結末だ。





去年はベスト8で終わった。今年こそ、と思っているクレは多いはず。
そして少し出来すぎた話だが、バルサが昨季CLを去ったメトロポリターノは、今季の決勝会場でもある。同じ場所に、今度は勝ち残って戻れるかどうか。
🔥 最大の注目:ロドリが、古巣シティとカンプ・ノウで当たる
今回の抽選で群を抜いて大きいのが、マンチェスター・シティ戦(ホーム)だ。理由ははっきりしている。この夏バルサに加入したロドリが、まさにマンチェスター・シティから来た選手だからである。
シティでは7年間で公式戦298試合28ゴール、主要14タイトルを積み上げた。2023年のチャンピオンズリーグ決勝で、クラブ初の欧州制覇を決める決勝点を挙げたのも彼だ。つまり、今のシティを作り上げた中心選手の1人である。
移籍した最初のシーズンに、いきなり古巣とホームで当たる。これ以上のドラマはそうない。





カンプ・ノウがロドリをどう迎えて、シティのサポーターが彼をどう迎えるのか。それだけでも見る価値がある試合だと思う。
もう1つの見どころ:「ペップのいないシティ」
そして、今回のシティはこれまでとは中身が違う。ペップ・グアルディオラが2025-26シーズン限りでシティを退任したからだ。
在任は10シーズン、獲得タイトルは20。退任後もシティ・フットボール・グループのグローバル・アンバサダーとしてクラブとの関係は続いているが、ベンチに彼の姿はない。
新監督エンツォ・マレスカ
2026年6月、シティはエンツォ・マレスカを3年契約で新監督に迎えた。イタリア人の彼にとって、これはシティでの3度目の在籍になる。
| 時期 | 役割 |
|---|---|
| 2020-21 | シティのアカデミー(U23)コーチ |
| 2022-23 | ペップの下でトップチームのアシスタントコーチ(プレミア・CL・FAカップの三冠シーズン) |
| 2023-24 | レスター・シティ監督 |
| 2024〜2025年12月 | チェルシー監督 |
| 2026年6月〜 | マンチェスター・シティ監督 |
つまりマレスカはペップのやり方を内側から見てきた人物だ。とはいえ、10年かけて作られたチームを引き継いだ1年目でもある。9月の時点でシティがどんなチームになっているのかは、まだ誰にも分からない。
ちなみに、そのペップがバルサで作り上げたのが2009年の6冠のチームだ。どれほど異常な1年だったかは、こちらで詳しく振り返っている。


⚡ 最大の難所:アウェイのPSGは「CL2連覇中の王者」
ホームのシティ戦が話題性なら、難易度で言えばアウェイのPSG戦が一番きつい。理由は単純で、PSGは現在チャンピオンズリーグを2連覇中の王者だからだ。
| シーズン | 結果 |
|---|---|
| 2024-25 | 優勝(決勝でインテルに5-0/クラブ初の欧州制覇) |
| 2025-26 | 優勝(決勝でアーセナルに1-1、PK戦4-3) |
チャンピオンズリーグになってから連覇を達成したのは、レアル・マドリードに次いで史上2クラブ目。今のヨーロッパで最も強いチームと、その本拠地で戦うことになる。
しかも、指揮官はルイス・エンリケ
そのPSGを率いているのがルイス・エンリケ——2014-15シーズンにバルサで三冠を達成した、あの監督である。
彼はこれでバルサで1回(2015年)、PSGで2回(2025年・2026年)、通算3度の欧州制覇。バルサを知り尽くした人物が、王者のベンチで待ち構えている。
バルサの歴代監督についてはFCバルセロナ歴代監督|時代を彩った名将たちの系譜で一覧にしている。
しかも昨季、ホームで負けている
さらに言えば、バルサは昨季のリーグフェーズでもPSGと当たっている。2025年10月1日、ホームで1-2の逆転負け。フェラン・トーレスの先制で最高の入り方をしながら、90分にゴンサロ・ラモスに決められた試合だった。


今度はそのPSGに、アウェイで挑むことになる。
そして忘れられない「レモンターダ」
もちろんバルサファンにとって、PSGといえばこの試合だ。2017年3月8日、第1戦を0-4で落としながら、第2戦を6-1で覆した——いわゆる「レモンターダ(大逆転)」である。



あの日のカンプ・ノウは本当におかしかった。ロスタイムに3点だよ。今でも映像を見ると鳥肌が立つ。
あれから10年近く経ち、PSGは連覇するクラブになった。同じ相手でも、まったく別のチームとして向き合うことになる。
その他の注目カード
コモとサバフ:2チームは初出場
コモ(イタリア)とサバフ(アゼルバイジャン)は、いずれもチャンピオンズリーグ初出場だ。
とくにサバフ戦はアゼルバイジャンへのアウェイ。移動距離の長さという意味では、この8試合で最も負担の大きい遠征になりそうだ。
※この夏、エジプト航空がバルサのオフィシャル・エアラインになったばかりでもある。


ガラタサライ(アウェイ)
トルコのガラタサライは、ホームの雰囲気で知られるクラブだ。アウェイで戦う難しさという点では、PSGとは別種の厳しさがある。
アストン・ヴィラ、フェイエノールト、スポルティングCP
アストン・ヴィラ(ホーム)はプレミアリーグの上位を争うクラブ。フェイエノールト(ホーム)はオランダの名門。スポルティングCP(アウェイ)はポルトガルの強豪で、いずれも取りこぼせない相手だ。
🗺️ 見落とされがちな難所:アウェイ4試合の「移動距離」
対戦相手の名前ばかりに目が行くが、今回の組み合わせにはもう1つ、地味にきつい要素がある。移動距離だ。
カンプ・ノウを起点に、アウェイ4試合の位置関係を実際の緯度経度から地図に起こしてみた。
※地形データはパブリックドメインの Natural Earth を使用。距離は各スタジアム所在地の緯度経度から算出した大圏距離です。
| 行き先 | 相手 | 片道 | 往復 |
|---|---|---|---|
| パリ | PSG | 830 km | 1,659 km |
| リスボン | スポルティングCP | 1,002 km | 2,005 km |
| イスタンブール | ガラタサライ | 2,238 km | 4,475 km |
| バクー | サバフ | 3,963 km | 7,926 km |
| 合計 | — | 8,033 km | 16,065 km |
バクー1か所で、残り3か所ぶんの移動
図を見ればひと目で分かるが、バクーだけ明らかに遠い。
バクー往復 7,926 km
パリ+リスボン+イスタンブールの往復合計 8,139 km
——この2つが、ほぼ同じ。アウェイ4試合の総移動距離のうち、約半分がバクー1か所で占められている。
バクーは「モスクワより東」にある
ピンと来ない方のために、もう1つ数字を出しておく。
| バルセロナからの直線距離 | 距離 |
|---|---|
| カイロ(エジプト) | 2,896 km |
| レイキャビク(アイスランド) | 2,965 km |
| モスクワ(ロシア) | 3,013 km |
| バクー(アゼルバイジャン) | 3,963 km |
バクーは、モスクワよりも約950km遠い。そもそも経度で見るとバクー(東経49.9度)はモスクワ(東経37.6度)より東にあり、カスピ海に面した、ヨーロッパのほぼ東の果てである。
時差も2〜3時間(アゼルバイジャンはUTC+4)。距離だけでなく、体内時計の面でも負担のある遠征になる。



リーガの試合の合間にこれを挟むわけだから、フリックがこの試合でどれだけメンバーを入れ替えるかは見どころだと思う。
一方、カンプ・ノウに来る4チームは
図の白丸が、ホームで迎える4チームだ。いずれも西ヨーロッパに固まっている。
| 相手 | 本拠地 | バルセロナまでの往復 |
|---|---|---|
| コモ | コモ(イタリア) | 1,491 km |
| フェイエノールト | ロッテルダム(オランダ) | 2,366 km |
| アストン・ヴィラ | バーミンガム(イングランド) | 2,547 km |
| マンチェスター・シティ | マンチェスター(イングランド) | 2,768 km |
相手の移動は、最も遠いマンチェスターでも往復2,768km。バルサのアウェイ総移動16,065kmは、地球一周(約40,075km)の4割にあたる。この組み合わせでは、移動の負担を背負うのはバルサの側だ。
日本でチャンピオンズリーグを見るには
最後に実用的な話を。日本でチャンピオンズリーグを視聴できるのはWOWOWのみだ。
ラ・リーガはU-NEXTやDAZNで見られるが、CLはWOWOWの独占配信。つまり今回の8試合を見るには、WOWOWが必要になる。
シーズンを通して見るならシーズンパスが安い
1試合だけならともかく、9月から1月まで8試合を追いかけるなら「CL・EL 2026-27シーズンパス」(12,100円・税込)が割安だ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 12,100円(税込) |
| 対象期間 | 2026年7月16日〜2027年6月30日 |
| 月額換算 | 約1,210円 |
| 対象 | CL・EL全378試合+UEFAスーパーカップ/カンファレンスリーグ/女子CLなど |
リーグフェーズ8試合だけでなく、勝ち上がった先の決勝トーナメントまで全部含まれる。2027年6月5日のマドリードでの決勝までカバーされる計算だ。
▼ CL・EL派におすすめ「WOWOW」(シーズンパス月額換算 約1,210円)



CLだけ見たいならシーズンパス一択だと思う。1か月あたり1,210円で決勝まで全部見られるので、8試合を追うだけでも十分もとが取れる。
なおラ・リーガまで含めてバルサの全試合を追うなら、U-NEXTとの併用になる。大会別にどこで見られるかは、こちらで詳しく整理している。


リーガの対戦相手(全20チーム)についてはこちらで。


まとめ
- ホーム:マンチェスター・シティ/アストン・ヴィラ/フェイエノールト/コモ
- アウェイ:PSG/スポルティングCP/ガラタサライ/サバフ
- 2026年9月8〜10日に開幕、最終節は2027年1月27日(全8節)
- どの相手と何節に当たるかは、UEFAが後日発表
- 上位8位でラウンド16へ直行。クラブは3年連続の8位以内を目標に
- 最大の注目はホームのシティ戦——ロドリが古巣と、それもマレスカ新体制のシティと当たる
- 最大の難所はアウェイのPSG——CL2連覇中の王者で、指揮官は元バルサのルイス・エンリケ
- アウェイ4試合の総移動は往復16,065km。うち約半分がバクー遠征(往復7,926km)
- 日本での視聴はWOWOWの独占。8試合+決勝まで追うならシーズンパス(12,100円)が割安
ロドリの古巣対戦、2連覇中の王者PSG、そしてアゼルバイジャンへの長距離遠征。数字の上では8試合だが、その中身はかなり濃い。
カンプ・ノウそのものの歴史や規模については、こちらで解説している。


Visca el Barça!Vamos Blaugrana!!








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