ここ4シーズン、バルセロナにとって勝ち点を落とすことが多かった鬼門・コリセアム・アルフォンソ・ペレス。今節もアウェイで難しい戦いが予想される中、フリック監督が送り出したスタメンはジョアン・ガルシア、クンデ、クバルシ、ジェラール・マルティン、カンセロ、ペドリ、ガビ、ダニ・オルモ、バルドグジ、フェルミン・ロペス、レヴァンドフスキの11名。

試合2日前のセルタ戦では、ラミン・ヤマルが左ハムストリングスの筋断裂により今シーズン絶望という衝撃のニュースが飛び込んできた。W杯を控える中での離脱だけに、一刻も早い回復を祈るばかりだ。またセルタ戦で後半から出場したバルドグジは存在感を示せず、今日はスタメンで汚名返上なるかにも注目が集まった。
一方、前日にレアル・マドリーがベティス相手に引き分けたことで、今日バルサが勝てば勝ち点差は11に拡大。最速で次節終了時点でリーガ2連覇が決定し、ホームでのクラシコではパシージョを味わえる可能性が出てくる。
さあ、鬼門を攻略し連覇へ王手をかける90分が始まる。
フェルミンの先制&ラッシュフォードの一撃で2-0完勝
ラ・リーガ第32節
2026年4月25日(土)16:15(現地時間) @コリセアム・アルフォンソ・ペレス
観客:9,487人
主審:フランシスコ・エルナンデス・マエソ
| FC Barcelona | ヘタフェ |
| 2 | 0 |
| ⚽️得点者⚽️ | |
| ⚽️フェルミンロペス(45+1分) | |
| ⚽️ラッシュフォード(74分) | |
| 🟨警告者🟥 | |
| 🟨クンデ(20分) | 🟨ジェネ(63分) |
| 🟨ガビ(39分) | 🟨マリオ・マルティン(87分) |
スターティングメンバー
| FCバルセロナ | ヘタフェ | ||
|---|---|---|---|
| ポジション | 選手名 | ポジション | 選手名 |
| GK | ジョアンガルシア | GK | ダビド・ソリア |
| RSB | クンデ | RSB | フアン・イグレシアス |
| RCB | クバルシ | CB | セバスティアン・ボセリ |
| LCB | ジェラールマルティン | CB | ドミンゴス・ドゥアルテ |
| LSB | カンセロ | CB | ジェネ |
| MF | ガビ | LSB | ダビンチ |
| MF | ペドリ | MF | ベリコ・ビルマンチェビッチ |
| MF | ダニオルモ | MF | ルイス・ミジャ |
| WG | バルドグジ | MF | マウロ・アランバリ |
| WG | フェルミン・ロペス | MF | マリオ・マルティン |
| CF | レヴァンドフスキ | FW | マルティン・サトリアーノ |
| 交代選手 | |
| クンデ ↔︎ アラウホ(60分) | セバスティアン・ボセリ ↔︎ キコ・フェメニア(46分) |
| ガビ ↔︎ フレンキーデ・ヨング(60分) | ベリコ・ビルマンチェビッチ ↔︎ ルイス・バスケス(46分) |
| バルドグジ ↔︎ ラッシュフォード(60分) | ジェネ ↔︎ アブデル・アブカル(76分) |
| フェルミン・ロペス ↔︎ バルデ(82分) | ダビンチ ↔︎ アレックス・サンクリス(76分) |
| ペドリ ↔︎ マルクカサド(88分) | マウロ・アランバリ ↔︎ アブ・カマラ(80分) |


試合レビュー
前半まとめ:静かな前半に最後はフェルミン
バルセロナのキックオフで幕を開けた第32節。対するヘタフェは予想された5-4-1ではなく5-3-2の布陣でスタート。完全に引きこもるのではなく、前線から適度なプレッシングを交えながら自陣を固める狙いが見えた。
序盤から主導権を握ろうとしたバルサだが、4分には早速チャンスを作る。左サイドのペドリが精度の高いクロスを供給すると、レヴァンドフスキがヘッドで合わせるも枠を捉えきれず。
しかし10分を過ぎてもヘタフェに押し込まれる時間帯が続く場面もあった。ヤマル不在の影響か、あるいはヘタフェの組織的守備が機能しているのか、バルサはなかなかリズムをつかめない。加えてこの日のコリセアム・アルフォンソ・ペレスの芝は長め。ボールが走らず、テンポが上がらない要因にもなっていた。
もともとこのスタジアムでの対戦は”ロースコアゲーム”が定石。2020年以降、両チームともに2点以上を取り合った試合は存在しない。1点の重さが際立つ展開は、まさに想定通りとも言える。
42分には緊張が走る。ジェラール・マルティンがピッチの芝に右足を引っ掛け倒れ込む。これ以上の負傷離脱は誰もが望まないところ。約1分のアテンションを経て自力でピッチに戻ってきたことは不幸中の幸いだった。
そして45分、絶妙なタイミングで試合が動く。ボールを奪ったペドリがここぞのスルーパスを縦へ供給すると、フェルミン・ロペスが中央から裏へ抜け出しGKと1対1に。これを冷静に流し込みバルサが先制。前半終了間際という最高の時間帯のゴールだった。フェルミンロペスはリーガで6ゴール目。
アディショナルタイムは2分。リードを守り切り、1-0でハーフタイムへ。
後半まとめ:後半も静かだけどラッシュフォードが追加点
バルセロナは選手交代なく後半へ。42分に倒れたジェラール・マルティンもピッチに戻ってきたのは嬉しい誤算だった。
前半同様、いやそれ以上に試合はなかなか動かない展開が続く。コリセアムの重い芝とヘタフェの粘り強い守備が相まって、バルサはなかなかゲームを加速できない。
60分、フリック監督が一気に3枚替え。クンデ・ガビ・バルドグジを下げ、アラウホ・フレンキー・デ・ヨング・ラッシュフォードを同ポジションへ投入。クンデは後半に入って肩を痛める場面もあり、状態が心配される。ガビはイエローカードを受けていたこともあり予防的な交代か。バルドグジはこの日も存在感を示しきれなかった。
73分、肝を冷やすシーン。ヘタフェの左サイドからのクロスがファーサイドで折り返され、あわやというピンチを迎えるが、クバルシが体を投げ出してクリア。まさに1点ものの場面で救ってみせた。
しかし直後の74分、試合が一気に決まる。レヴァンドフスキの自陣からのクリアボールをハーフウェイライン付近で受けたラッシュフォードが、そのままドリブルでゴール前へ一直線。GKとの1対1を冷静に制して2-0。リーガ今季7ゴール目と結果を残し続けているラッシュフォード、これは契約延長の話も現実味を帯びてきそうか…。
82分、フェルミン・ロペスに代えてバルデを投入。カンセロが左WGにスライドし、バルデが左SBへ入るポジションシャッフル。
アディショナルタイムは3分。90+3分、右サイドのカンセロからグラウンダーのクロスが入り、カサドが合わせるもシュートは枠を外れ追加点ならず。ここは決めてほしかったところだが、結果には影響なし。
そのまま試合終了。ヘタフェ 0-2 FCバルセロナ。
試合まとめ:ヤマル不在でも2-0完勝、連覇へ大きな勝ち点3
何とも静かというか活気のない試合だった気がするのは私だけだろうか
堅守のチームだから仕方ないとは思うけど、やはり深夜に見ている私にとってはやや眠たい試合だった。
しかし、その中でもペドリは本当に上手い。今日の試合はダニオルモもフェルミンも良い感じだったと思う。次の試合もスタメンとは思うけどバルドグジは本当に心配。
それでもフェルミンとラッシュフォードの得点で見事勝ち点3を獲得
次節 リーガ34節:VS オサスナ in エル・サダール
次のリーガは5月3日、アウェイでのオサスナ戦だ。
現在リーガ10位のオサスナは、残り試合を全敗しない限り降格の心配はない。しかし残り試合で勝ち点9を積み上げることができれば、ヨーロッパリーグ出場権争いに絡んでくる可能性もあり、モチベーションは決して低くないはずだ。
過去の対戦成績はバルサの20勝に対しオサスナはわずか3勝3引き分けと、圧倒的にバルサが優勢。ここ10年ほどで敗戦はわずか1度のみ。ただしその唯一の黒星がアウェイ戦だったという点は、頭の片隅に置いておきたい。
今節からの中5日でしっかりと休息を取り、万全のコンディションで臨んでほしい一戦だ。

Visca el Barça!Vamos Blaugrana!!

コメント