ラ・リーガ(スペイン1部リーグ)で1シーズンを通じて最も多くのゴールを決めた選手に贈られるピチーチ(Trofeo Pichichi)。メッシによる歴代最多8度の受賞、クリスティアーノ・ロナウドとの世紀の得点王争い、そしてエムバペの台頭など、時代を映す個人賞として世界中のサッカーファンが注目します。この記事では、ピチーチの概要・受賞条件から1952-53シーズン以降の完全な歴代受賞者一覧まで徹底解説します。
ピチーチとは?
ピチーチ(Trofeo Pichichi)は、ラ・リーガでシーズン最多得点を挙げたFW・MFに贈られる表彰です。スペインの大手スポーツ紙Marca(マルカ)が毎シーズン授与しており、1953年に初めてトロフィーが制定されました。賞の名称は、伝説のビルバオ選手「ピチーチ」ことラファエル・モレノの愛称から来ています。
サモラ賞(最優秀GK賞)と並んで、ラ・リーガを代表する2大個人賞のひとつ。得点王という最もわかりやすい基準で決まるため、ファンにとっても最も関心の高いタイトルのひとつです。
サモラ賞についてはこちらの記事をご覧ください。

ラファエル・”ピチーチ”・モレノの生涯
ラファエル・モレノ・アランサディ(1892–1922)は、アスレティック・クルブ(ビルバオ)で活躍したスペインサッカー草創期の英雄。「ピチーチ」というニックネームは「小さなくちばし」を意味し、鋭いシュートセンスと俊敏な動きから付けられたと伝わります。
1910年代にビルバオの黄金時代を支え、コパ・デル・レイでも数々の得点を残しましたが、1922年に腸チフスにより29歳の若さで逝去。その早逝を惜しんだMarca紙が、得点王の称号に彼の名前を冠したのが「ピチーチ」の始まりです。毎年シーズン終了後、ビルバオの墓地にある彼の墓前にトロフィーが供えられるという独自の慣習も続いています。

© CarlosVdeHabsburgo, CC BY-SA 4.0
受賞条件
- 対象:ラ・リーガ(スペイン1部)の1シーズンで最多得点を記録したフィールドプレーヤー
- 授与:スポーツ紙Marcaが毎シーズン終了後に発表・授与
- 同点の場合:複数の選手が同じ得点数であれば全員が受賞(共同受賞)
- 最低出場条件:特になし(得点数のみで決定)
サモラ賞のような複雑な計算式はなく、シンプルに最多得点者が受賞します。そのわかりやすさが、世界中のファンに親しまれている理由のひとつです。
歴代受賞者一覧(1952-53〜2024-25)
ピチーチトロフィーがMarca紙により制定された1952-53シーズン以降の全受賞者を掲載します。それ以前の歴史的な受賞者については「初期の得点王記録(〜1951-52)」をご覧ください。
| シーズン | 選手 | 国籍 | 所属クラブ | 得点数 |
|---|---|---|---|---|
| 1952-53 | テルモ・サラ | 🇪🇸 スペイン | アトレティコ・ビルバオ | 24 |
| 1953-54 | アルフレッド・ディ・ステファノ | 🇦🇷 アルゼンチン | レアル・マドリード | 27 |
| 1954-55 | ファン・アルサ | 🇪🇸 スペイン | セビージャFC | 28 |
| 1955-56 | アルフレッド・ディ・ステファノ | 🇦🇷 アルゼンチン | レアル・マドリード | 24 |
| 1956-57 | アルフレッド・ディ・ステファノ | 🇦🇷 アルゼンチン | レアル・マドリード | 31 |
| 1957-58 | アルフレッド・ディ・ステファノ / リカルド・アロス 同点 | 🇦🇷🇪🇸 | レアル・マドリード / バレンシアCF | 23 |
| 1958-59 | アルフレッド・ディ・ステファノ | 🇦🇷 アルゼンチン | レアル・マドリード | 23 |
| 1959-60 | フェレンツ・プスカシュ | 🇭🇺 ハンガリー | レアル・マドリード | 26 |
| 1960-61 | フェレンツ・プスカシュ | 🇭🇺 ハンガリー | レアル・マドリード | 27 |
| 1961-62 | ファン・セミナリオ | 🇵🇪 ペルー | レアル・サラゴサ | 25 |
| 1962-63 | フェレンツ・プスカシュ | 🇭🇺 ハンガリー | レアル・マドリード | 26 |
| 1963-64 | フェレンツ・プスカシュ | 🇭🇺 ハンガリー | レアル・マドリード | 20 |
| 1964-65 | カジェタノ・レ | 🇵🇾 パラグアイ | FCバルセロナ | 25 |
| 1965-66 | ヴァヴァ | 🇪🇸 スペイン | エルチェCF | 19 |
| 1966-67 | ワウド・マシャド | 🇧🇷 ブラジル | バレンシアCF | 24 |
| 1967-68 | フィデル・ウリアルテ | 🇪🇸 スペイン | アトレティコ・ビルバオ | 22 |
| 1968-69 | アマンシオ / ホセ・エウロヒオ・ガラテ 同点 | 🇪🇸 スペイン | レアル・マドリード / アトレティコ・マドリード | 14 |
| 1969-70 | アマンシオ / ルイス・アラゴネス / ホセ・エウロヒオ・ガラテ 3者同点 | 🇪🇸 スペイン | レアル・マドリード / アトレティコ・マドリード | 16 |
| 1970-71 | ホセ・エウロヒオ・ガラテ / カルロス・レシャック 同点 | 🇪🇸 スペイン | アトレティコ・マドリード / FCバルセロナ | 17 |
| 1971-72 | エンリケ・ポルタ | 🇪🇸 スペイン | グラナダCF | 20 |
| 1972-73 | マリアニン | 🇪🇸 スペイン | レアル・オビエド | 19 |
| 1973-74 | キニ | 🇪🇸 スペイン | スポルティング・デ・ヒホン | 20 |
| 1974-75 | カルロス | 🇪🇸 スペイン | アトレティコ・ビルバオ | 19 |
| 1975-76 | キニ | 🇪🇸 スペイン | スポルティング・デ・ヒホン | 18 |
| 1976-77 | マリオ・ケンペス | 🇦🇷 アルゼンチン | バレンシアCF | 24 |
| 1977-78 | マリオ・ケンペス | 🇦🇷 アルゼンチン | バレンシアCF | 28 |
| 1978-79 | ハンス・クランクル | 🇦🇹 オーストリア | FCバルセロナ | 29 |
| 1979-80 | キニ | 🇪🇸 スペイン | スポルティング・デ・ヒホン | 24 |
| 1980-81 | キニ | 🇪🇸 スペイン | FCバルセロナ | 20 |
| 1981-82 | キニ | 🇪🇸 スペイン | FCバルセロナ | 26 |
| 1982-83 | ポリ・リンコン | 🇪🇸 スペイン | レアル・ベティス | 20 |
| 1983-84 | ホルヘ・ダ・シルバ / ファニート 同点 | 🇺🇾🇪🇸 | レアル・バリャドリード / レアル・マドリード | 17 |
| 1984-85 | ウーゴ・サンチェス | 🇲🇽 メキシコ | アトレティコ・マドリード | 19 |
| 1985-86 | ウーゴ・サンチェス | 🇲🇽 メキシコ | レアル・マドリード | 22 |
| 1986-87 | ウーゴ・サンチェス | 🇲🇽 メキシコ | レアル・マドリード | 34 |
| 1987-88 | ウーゴ・サンチェス | 🇲🇽 メキシコ | レアル・マドリード | 29 |
| 1988-89 | バルタザール サンチェスの連続記録を阻む | 🇧🇷 ブラジル | アトレティコ・マドリード | 35 |
| 1989-90 | ウーゴ・サンチェス | 🇲🇽 メキシコ | レアル・マドリード | 38 |
| 1990-91 | エミリオ・ブトラゲーニョ | 🇪🇸 スペイン | レアル・マドリード | 19 |
| 1991-92 | マノロ | 🇪🇸 スペイン | アトレティコ・マドリード | 27 |
| 1992-93 | ベベット | 🇧🇷 ブラジル | デポルティーボ・ラ・コルーニャ | 29 |
| 1993-94 | ロマーリオ | 🇧🇷 ブラジル | FCバルセロナ | 30 |
| 1994-95 | イバン・サモラーノ | 🇨🇱 チリ | レアル・マドリード | 27 |
| 1995-96 | ファン・アントニオ・ピッツィ | 🇪🇸 スペイン | CDテネリフェ | 31 |
| 1996-97 | ロナウド(R9) | 🇧🇷 ブラジル | FCバルセロナ | 34 |
| 1997-98 | クリスティアン・ヴィエリ | 🇮🇹 イタリア | アトレティコ・マドリード | 24 |
| 1998-99 | ラウル・ゴンサレス | 🇪🇸 スペイン | レアル・マドリード | 23 |
| 1999-00 | サルバ・バジェスタ | 🇪🇸 スペイン | ラシン・サンタンデール | 27 |
| 2000-01 | ラウル・ゴンサレス | 🇪🇸 スペイン | レアル・マドリード | 24 |
| 2001-02 | ディエゴ・トリスタン | 🇪🇸 スペイン | デポルティーボ・ラ・コルーニャ | 21 |
| 2002-03 | ロイ・マカーイ | 🇳🇱 オランダ | デポルティーボ・ラ・コルーニャ | 29 |
| 2003-04 | ロナウド(R9) | 🇧🇷 ブラジル | レアル・マドリード | 24 |
| 2004-05 | ディエゴ・フォルラン | 🇺🇾 ウルグアイ | ビジャレアルCF | 25 |
| 2005-06 | サミュエル・エトオ | 🇨🇲 カメルーン | FCバルセロナ | 26 |
| 2006-07 | ルート・ファン・ニステルローイ | 🇳🇱 オランダ | レアル・マドリード | 25 |
| 2007-08 | ダニ・グイサ | 🇪🇸 スペイン | RCDマジョルカ | 27 |
| 2008-09 | ディエゴ・フォルラン | 🇺🇾 ウルグアイ | アトレティコ・マドリード | 32 |
| 2009-10 | リオネル・メッシ | 🇦🇷 アルゼンチン | FCバルセロナ | 34 |
| 2010-11 | クリスティアーノ・ロナウド | 🇵🇹 ポルトガル | レアル・マドリード | 41 |
| 2011-12 | リオネル・メッシ 歴代最多得点記録 | 🇦🇷 アルゼンチン | FCバルセロナ | 50 |
| 2012-13 | リオネル・メッシ | 🇦🇷 アルゼンチン | FCバルセロナ | 46 |
| 2013-14 | クリスティアーノ・ロナウド | 🇵🇹 ポルトガル | レアル・マドリード | 31 |
| 2014-15 | クリスティアーノ・ロナウド | 🇵🇹 ポルトガル | レアル・マドリード | 48 |
| 2015-16 | ルイス・スアレス | 🇺🇾 ウルグアイ | FCバルセロナ | 40 |
| 2016-17 | リオネル・メッシ | 🇦🇷 アルゼンチン | FCバルセロナ | 37 |
| 2017-18 | リオネル・メッシ | 🇦🇷 アルゼンチン | FCバルセロナ | 34 |
| 2018-19 | リオネル・メッシ | 🇦🇷 アルゼンチン | FCバルセロナ | 36 |
| 2019-20 | リオネル・メッシ | 🇦🇷 アルゼンチン | FCバルセロナ | 25 |
| 2020-21 | リオネル・メッシ バルサラスト受賞 | 🇦🇷 アルゼンチン | FCバルセロナ | 30 |
| 2021-22 | カリム・ベンゼマ | 🇫🇷 フランス | レアル・マドリード | 27 |
| 2022-23 | ロベルト・レヴァンドフスキ | 🇵🇱 ポーランド | FCバルセロナ | 23 |
| 2023-24 | アルテム・ドフビク 中堅クラブから初受賞 | 🇺🇦 ウクライナ | ジローナFC | 24 |
| 2024-25 | キリアン・エムバペ | 🇫🇷 フランス | レアル・マドリード | 31 |
| 2025-26 | キリアン・エムバペ | 🇫🇷 フランス | レアル・マドリード | 25 |
初期の得点王記録(〜1951-52)
ラ・リーガは1929-30シーズンに創設されましたが、Marca紙によるピチーチトロフィーの制定は1953年(1952-53シーズン分)からです。ただし、それ以前の得点王も「ピチーチ受賞者」として歴史に記録されています。
この時代を代表するのがテルモ・サラ(アトレティコ・ビルバオ)。1940年代〜50年代にかけて6度の得点王を獲得し、長きにわたりピチーチ最多受賞記録を保持しました(現在はメッシの8度が最多)。また1930年代にはイシドロ・ランガラ(レアル・オビエド)が3度の受賞を誇ります。
個人最多受賞記録
| 順位 | 回数 | 選手 | 主な所属クラブ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 🥇 1位 | 8回 | リオネル・メッシ | FCバルセロナ | 歴代最多・2009〜2021 |
| 🥈 2位 | 6回 | テルモ・サラ | アトレティコ・ビルバオ | 1940〜50年代の伝説 |
| 🥉 3位(同) | 5回 | アルフレッド・ディ・ステファノ | レアル・マドリード | 1953〜59年に5回 |
| 3位(同) | 5回 | キニ | スポルティング・デ・ヒホン / FCバルセロナ | 1973〜82年に5回 |
| 3位(同) | 5回 | ウーゴ・サンチェス | アトレティコ・マドリード / レアル・マドリード | 1984〜90年(通算5回) |
| 6位 | 4回 | フェレンツ・プスカシュ | レアル・マドリード | 1959〜64年に4回 |
| 7位(同) | 3回 | イシドロ・ランガラ | レアル・オビエド | 1930年代 |
| 7位(同) | 3回 | ホセ・エウロヒオ・ガラテ | アトレティコ・マドリード | 1960〜70年代 |
| 7位(同) | 3回 | クリスティアーノ・ロナウド | レアル・マドリード | 2010-11・13-14・14-15 |
バルサ選手のピチーチ受賞歴まとめ
FCバルセロナはクラブ別受賞数でレアル・マドリードに次ぐ通算約20回の受賞を誇ります。メッシ8回を筆頭に、時代ごとの世界的ストライカーがバルサのユニフォームで得点王に輝いてきました。
| シーズン | 選手 | 国籍 | 得点数 |
|---|---|---|---|
| 1952-53より前の2回分は別途確認中 | |||
| 1964-65 | カジェタノ・レ | 🇵🇾 パラグアイ | 25 |
| 1970-71 | カルロス・レシャック(同点) | 🇪🇸 スペイン | 17 |
| 1978-79 | ハンス・クランクル | 🇦🇹 オーストリア | 29 |
| 1980-81 | キニ | 🇪🇸 スペイン | 20 |
| 1981-82 | キニ | 🇪🇸 スペイン | 26 |
| 1993-94 | ロマーリオ | 🇧🇷 ブラジル | 30 |
| 1996-97 | ロナウド(R9) | 🇧🇷 ブラジル | 34 |
| 2005-06 | サミュエル・エトオ | 🇨🇲 カメルーン | 26 |
| 2009-10 | リオネル・メッシ | 🇦🇷 アルゼンチン | 34 |
| 2011-12 | リオネル・メッシ 歴代最多得点 | 🇦🇷 アルゼンチン | 50 |
| 2012-13 | リオネル・メッシ | 🇦🇷 アルゼンチン | 46 |
| 2015-16 | ルイス・スアレス | 🇺🇾 ウルグアイ | 40 |
| 2016-17 | リオネル・メッシ | 🇦🇷 アルゼンチン | 37 |
| 2017-18 | リオネル・メッシ | 🇦🇷 アルゼンチン | 34 |
| 2018-19 | リオネル・メッシ | 🇦🇷 アルゼンチン | 36 |
| 2019-20 | リオネル・メッシ | 🇦🇷 アルゼンチン | 25 |
| 2020-21 | リオネル・メッシ | 🇦🇷 アルゼンチン | 30 |
| 2022-23 | ロベルト・レヴァンドフスキ | 🇵🇱 ポーランド | 23 |
クラブ別受賞数ランキング
| 順位 | クラブ | 累計受賞数 | 主な受賞選手 |
|---|---|---|---|
| 1位 | レアル・マドリード | 29回 | ディ・ステファノ、プスカシュ、ウーゴ・サンチェス、ラウル、C・ロナウド、ベンゼマ、エムバペ |
| 2位 | FCバルセロナ | 約20回 | メッシ(8回)、スアレス、ロナウド(R9)、レヴァンドフスキ |
| 3位 | アスレティック・ビルバオ | 約12回 | テルモ・サラ(6回)、ゴロスティサ |
| 4位 | アトレティコ・マドリード | 約10回 | ガラテ、ウーゴ・サンチェス、フォルラン |
| 5位 | バレンシアCF | 約6回 | マリオ・ケンペス(2回)、ワウド・マシャド |
| 6位(同) | デポルティーボ・ラ・コルーニャ | 3回 | ベベット、ディエゴ・トリスタン、ロイ・マカーイ |
| 6位(同) | スポルティング・デ・ヒホン | 3回 | キニ(3回) |
| 9位 | ジローナFC | 1回 | アルテム・ドフビク(2023-24) |
国籍別受賞数ランキング
| 国籍 | 累計受賞数 | 主な受賞選手 |
|---|---|---|
| 🇪🇸 スペイン | 51回 | テルモ・サラ、キニ、ラウル |
| 🇦🇷 アルゼンチン | 15回 | ディ・ステファノ、メッシ |
| 🇧🇷 ブラジル | 6回 | ロナウド(R9)、ロマーリオ、ベベット |
| 🇲🇽 メキシコ | 5回 | ウーゴ・サンチェス |
| 🇭🇺 ハンガリー | 4回 | フェレンツ・プスカシュ |
| 🇺🇾 ウルグアイ | 3回 | フォルラン、スアレス |
| 🇵🇹 ポルトガル | 3回 | クリスティアーノ・ロナウド |
| 🇳🇱 オランダ | 2回 | マカーイ、ファン・ニステルローイ |
注目の記録・豆知識
🏆 メッシが打ち立てた歴代最多得点記録
2011-12シーズン、リオネル・メッシはラ・リーガで50ゴールという驚異的な記録を達成。これはラ・リーガのシーズン最多得点記録であり、今も破られていません。ちなみに翌2012-13シーズンも46ゴールで2連覇と、常軌を逸した支配力を発揮しました。
⚽ CR7の48ゴール(2014-15)
クリスティアーノ・ロナウドが2014-15シーズンに記録した48ゴールは、メッシの50ゴールに次ぐラ・リーガ史上2番目の記録。この年はメッシとスアレスがいたバルサでさえも及ばなかった圧倒的な数字でした。
🔥 ウーゴ・サンチェスの4連覇と”幻の5連覇”
メキシコ代表FWのウーゴ・サンチェスは1984-85シーズンから4シーズン連続で得点王を獲得。5連覇がかかった1988-89シーズンは、同じアトレティコ出身のブラジル人FWバルタザール(35ゴール)に阻まれましたが、翌1989-90シーズンに38ゴールで再び頂点に立ちました(通算5回)。
🌟 ジローナが生んだ得点王(2023-24)
2023-24シーズン、ウクライナ代表FWアルテム・ドフビクが中堅クラブ・ジローナFCに所属しながら24ゴールで得点王を獲得。近年のラ・リーガを席巻したメッシ・C・ロナウドの時代が去り、新時代の到来を象徴する受賞となりました。
🎯 プスカシュの”2足の特別な左足”
ハンガリーの英雄フェレンツ・プスカシュは、現役晩年にスペイン国籍を取得しレアル・マドリードでプレー。4度のピチーチを含む活躍を見せました。FIFAが設けた「プスカシュ賞(最も美しいゴール賞)」にもその名が刻まれています。
よくある質問(FAQ)
ピチーチ賞とバロンドールの違いは?
バロンドールは世界最優秀選手に贈られるFrance Football誌の賞で、ラ・リーガを超えた全世界のパフォーマンスが評価対象です。ピチーチはラ・リーガに限定した得点王であり、評価基準も「ゴール数」のみという点が異なります。
GKや守備的選手も受賞できる?
理論上はフィールドプレーヤー全員が対象ですが、実際には攻撃的ポジションの選手(FW・攻撃的MF)が受賞します。GKが得点王になることは事実上ありません。GKには別途サモラ賞という賞が設けられています。
ピチーチの”トロフィー”はどんな見た目?
黒い台座の上に金色のサッカー選手の彫像が乗ったトロフィーです。毎年シーズン終了後、受賞選手への授与と並行して、ビルバオにあるラファエル・モレノの墓前にもレプリカが供えられます。
メッシの最多8回受賞は今後破られる?
8度という記録は歴史上類を見ないもので、現時点では最有力候補が見当たりません。エムバペやヤマルが長期政権を築けば近づく可能性はありますが、メッシの記録を超えるには少なくとも10年以上のラ・リーガ在籍と安定した得点が必要です。
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まとめ
ピチーチはラ・リーガの歴史そのものといえる賞です。テルモ・サラからディ・ステファノ、プスカシュ、ウーゴ・サンチェス、そしてメッシとC・ロナウドの伝説的な二強時代を経て、現在はエムバペの時代へ。各シーズンの得点王争いはラ・リーガの最大の見どころのひとつであり続けています。
バルサファンとしては、メッシの8度という圧倒的な記録を誇りに思いつつ、レヴァンドフスキや若手の台頭にも注目していきましょう。


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