CL準々決勝敗退から1週間、今シーズンのコンペティションはリーガのみとなりました。残り7試合、目標はリーガ連覇、そして可能ならホームクラシコまでに優勝を決めたいところです。
CLではホーム初の敗戦を喫しましたが、リーガにおけるカンプノウは別格。現在リーガ16試合連続無敗を継続中で、さらにリーガの水曜日開催ホームゲームにいたっては59試合負けなしという驚異の記録を誇ります。
今日4月22日はバルセロナ守護聖人の祝日(サン・ジョルディ)。水曜日ながら観客も集まりやすく、この特別な日にカンプノウで勝利を刻みたい一戦でした。
スタメンはジョアン・ガルシア、クンデ、クバルシ、ジェラール・マルティン、カンセロ、ペドリ、エリック・ガルシア、ガビ、ダニ・オルモ、ヤマル、フェルミン・ロペス、フェラン・トーレス。左SBはすっかりバルデではなくカンセロが定位置となりつつある印象で、またガビが3試合連続スタメンと、WGからピボーテまでこなせる彼の復帰は本当に頼もしい限りです。
果たして聖人の日にバルサは笑顔で勝利を届けることができたのか――。

ヤマルPK弾・カンセロ負傷・VAR誤審疑惑
ラ・リーガ第33節
2026年4月22日(水)21:30(現地時間) @聖地カンプノウ
観客:59,034
主審:ホセ・モンテロ
| FC Barcelona | セルタ |
| 1 | 0 |
| ⚽️得点者⚽️ | |
| ⚽️ヤマル(40分)PK | |
| 🟨警告者🟥 | |
| 🟨エリックガルシア(92分) | 🟨ヨエル・ラゴ(59分) |
スターティングメンバー
| FCバルセロナ | セルタ | ||
|---|---|---|---|
| ポジション | 選手名 | ポジション | 選手名 |
| GK | ジョアンガルシア | GK | アンドレイ・ラドゥ |
| RSB | クンデ | CB | ハビ・ロドリゲス |
| RCB | クバルシ | CB | ヨエル・ラゴ |
| LCB | ジェラールマルティン | CB | マルコス・アロンソ(C) |
| LSB | カンセロ | RWB | ハビ・ルエダ |
| MF | エリックガルシア | MF | フェル・ロペス |
| MF | ペドリ(C) | MF | イライシュ・モリバ |
| MF | ダニオルモ | LWB | セルヒオ・カレイラ |
| WG | ヤマル | FW | パブロ・ドゥラン |
| WG | ガビ | FW | ウーゴ・アルバレス |
| CF | フェラントーレス | FW | フェラン・ジュルガ |
| 交代選手 | |
| カンセロ ↔︎ バルデ(23分) | ウーゴ・アルバレス ↔︎ ビリオット・スウェドベリ(63分) |
| ヤマル ↔︎ バルドグジ(45+8分) | ヨエル・ラゴ ↔︎ オスカル・ミンゲサ(63分) |
| ガビ ↔︎ フェルミンロペス(46分) | パブロ・ドゥラン ↔︎ ボルハ・イグレシアス(72分) |
| ダニオルモ ↔︎ フレンキーデ・ヨング(73分) | フェラン・ジュルガ ↔︎ イアゴ・アスパス(81分) |
| フェラントーレス ↔︎ ラッシュフォード(73分) | フェル・ロペス ↔︎ ウーゴ・ソテーロ(81分) |


試合レビュー
前半まとめ:先制するも故障者が…
セルタのキックオフで試合開始。
キックオフ直後からいきなり激しい攻防がスタート。フェラン・トーレスがプレスでボールを奪うとヤマルがシュートを放つも枠外、すぐさまセルタも際どいシュートで反撃と、開始40秒で試合の激しさを予感させる展開に。
ただしその後はセルタが5-4-1の堅固なブロックで中央・両サイドをしっかり閉め、バルサはなかなかボールを前に運べず。10分以上はチャンスらしいチャンスが作れない膠着状態が続いた。15分には元バルサのジュグラに裏抜けを許してシュートを打たれるなど、ヒヤリとする場面も。
20分にはカンセロが左膝を抱えてピッチに座り込み、そのまま交代に。自力で歩いてベンチへ戻れていたのが唯一の救いで、大事には至らないことを祈りたい。1月の冬の移籍市場でバルデの穴を埋めるべく加入し、攻撃のアクセントとして見事にフィット。最近ではレフトバックのファーストチョイスと呼べる存在感を示していただけに、痛い離脱となった。
29分にヤマルがアウトサイドで惜しいシュートを放つなど攻め手を探すバルサ、39分についに均衡を破る。右サイドのヤマルからダニ・オルモとのワンツーでエリアに侵入、倒されてPKを獲得。キッカーのヤマル自身が落ち着いたステップでゴール右隅に流し込み1-0。今季リーガ16ゴール目となった。
ただしゴール直後にヤマルがピッチに横たわり交代を要請、こちらも軽傷であることを願うばかり。
ヤマルに代わってバルドグジが投入されて試合再開かと思いきや、スタンドで観客が急病(心停止していたので蘇生した)というトラブルが発生しドクターが駆けつけ試合が中断。アディショナルタイムはまず8分表示されたが、そこからさらに延長されて実際の再開は45+13分という異例の長さに。
冷えた身体の選手たちへのコンディション面が心配されるなか、45+21分にはバルドグジがペドリのパスを受けてミドルシュートを放つも惜しくもGKに弾かれる。CKで前半終了。
後半まとめ:一気にテンションダウンで眠ーい試合に
ハーフタイムにガビに代えてフェルミン・ロペスを投入。CLアトレティコ戦の活躍を再現できなかった今日のガビを下げての修正となった。フェルミンはフェイスガードを着用しての出場。
後半はセルタのプレッシャーが前半より強くなり、縦パスを通せずなかなかバルサが攻め込めない展開に。ただシュートまでは持ち込まれず、守備面では崩壊するほどの危機はない。
56分にペドリの後方からのクロスにフェラン・トーレスが右足で合わせてゴール上のバーに当たりゴール。しかしVARの結果ノーゴール判定となった。スローでもスチルでも正直オフサイドには見えず、納得しがたい判定だった。
守るバルサはエリック・ガルシアが明確に最終ラインに加わり5バックを形成。リードを守りにいく意識が見える守り方だった。
73分には、ダニ・オルモとフェラン・トーレスに代えてラッシュフォードとフレンキー・デ・ヨングを同時投入。ラッシュフォードがトップ、フレンキーがトップ下に入る配置に。
ペドリとフレンキーが同時にピッチに立つことでボール回しが一気にスムーズになり、ポゼッションも安定。やはりこの2人のコンビネーションは別格だと改めて感じさせた。
アディショナルタイム3分、両チームともに決定的な場面は生まれずそのまま試合終了。
試合まとめ:休養たっぷりだが元気のない試合
CL準々決勝敗退を引きずることなく勝ち点3を手にしたことは評価できる。しかし敗戦を払拭するような完勝とは程遠く、内容的には物足りなさが残る一戦だった。
3試合連続スタメンのガビはアトレティコ戦のような躍動感は影を潜め、カンセロとヤマルは前半で相次いで負傷交代というアクシデントが重なった。56分にはフェラン・トーレスのゴールがVARでノーゴールと判定される不運も。後半から入ったバルドグジは献身的な姿勢は見せるも、試合を変えるような違いは作れなかった。
明るい話題はフレンキー・デ・ヨングがバルサ通算293試合出場を達成し、コクーを抜いてオランダ人歴代1位の出場記録を更新したこと。フレンキーはまだまだバルサにはなくてはならない選手だからまだまだ300試合400試合と更新していってほしい。
チームとしては連敗を避けて2位レアル・マドリーとのポイント差9を維持。リーガ連覇へ向けて着実に歩みは続いているが、次節以降はもっとバルサらしい試合を見せてほしいところだ。

次節 ラ・リーガ32節:VS ヘタフェ in コリセアム・アルフォンソ・ペレス
中2日でアウェイのヘタフェ戦
正直ほぼ優勝を手中に収めていると言っても過言ではないと思うのでそこまで気合いは入らないような気はしますが、故障者もいるしクラシコに向けてコンディションを上げていきたいところ。
ボールを支配するバルサに対し、ヘタフェは堅い守備とロングボール・速攻で挑む構図が定番のカード。近年はバルサが勝利することが多いものの、強度の高い守備と割り切った戦い方にしばしば苦しめられてきた相手でもあります。
直近の印象的な対戦としては、2023年1月にペドリの得点を守り切って1-0勝利、2024年2月にはラフィーニャやジョアン・フェリックスらが躍動して4-0の快勝と、近年はバルサが結果を出しています。
連覇へ向けて落とせない一戦、今シーズン前半の対戦振り返りはこちらからどうぞ👇

Visca el Barça!Vamos Blaugrana!!

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