ヤマルとクリステンセンの負傷離脱、さらにクンデが累積警告による出場停止と、決して万全とは言えない台所事情でエル・サダルに乗り込んだバルセロナ。それでもフリックが送り出したスターティングイレブンは、ジョアン・ガルシア、エリック・ガルシア、クバルシ、ジェラール・マルティン、カンセロ、ペドリ、ガビ、ダニ・オルモ、バルドグジ、フェルミン・ロペス、レヴァンドフスキと、ベンチにはラフィーニャ、ラッシュフォード、フェラン・トーレス、フレンキー、ベルナルと豪華な顔ぶれが控えた。
注目は守備陣だ。クバルシとジェラール・マルティンがCBとしてコンビを組んだリーガの試合はここまで無敗、しかも失点はわずか9と圧巻の安定感を誇る。そしてゴールマウスを守るジョアン・ガルシアは今シーズンすでに14回のクリーンシートを達成しており、今日も堅守を期待したいところ。
一方のオサスナも侮れない。今シーズン開始15分での失点はわずか1と試合の入りが非常に安定しており、アウェイチームとしては序盤から慎重な戦いを強いられることが予想される。
さあ、アウェイの難地で白星を掴めるか。今日も熱い90分を楽しもう!

ラ・リーガ第34節
2026年5月2日(土)21:00(現地時間) @エル・サダール
観客:22,745人
主審:イシドロ・エスクデロス
| FC Barcelona | オサスナ |
| 2 | 1 |
| ⚽️得点者⚽️ | |
| ⚽️レヴァンドフスキ(80分) | ⚽️ラウル・ガルシア(89分) |
| ⚽️フェラントーレス(86分) | |
| 🟨警告者🟥 | |
| 🟨ガビ(24分) | 🟨ジョン・モンカヨラ(75分) |
| 🟨エリックガルシア(60分) | |
スターティングメンバー
| FCバルセロナ | オサスナ | ||
|---|---|---|---|
| ポジション | 選手名 | ポジション | 選手名 |
| GK | ジョアンガルシア | GK | セルヒオ・エレラ |
| RSB | エリックガルシア | RSB | バランタン・ロジェ |
| RCB | クバルシ | CB | フラビアンエンゾ・ボヨモ |
| LCB | ジェラールマルティン | CB | アレハンドロ・カテナ |
| LSB | カンセロ | LSB | ハビ・ガラン |
| MF | ガビ | MF | ジョン・モンカヨラ |
| MF | ペドリ | MF | ルーカス・トロ |
| MF | ダニオルモ | MF | ルーベン・ガルシア |
| WG | バルドグジ | MF | モイ・ゴメス |
| WG | フェルミンロペス | FW | ラウル・モロ |
| CF | レヴァンドフスキ | FW | アンテ・ブディミル |
| 交代選手 | |
| ダニオルモ ↔︎ フェラントーレス(62分) | アンテ・ブディミル ↔︎ ラウル・ガルシア(70分) |
| バルドグジ ↔︎ ラッシュフォード(62分) | モイ・ゴメス ↔︎ アイマル・オロス(70分) |
| ガビ ↔︎ フレンキーデ・ヨング(62分) | ルーカス・トロ ↔︎ キケ・バルハ(86分) |
| エリックガルシア ↔︎ アラウホ(82分) | ルーベン・ガルシア ↔︎ アベル・ブレトーネス(86分) |
| ペドリ ↔︎ マルクベルナル(87分) | ジョン・モンカヨラ ↔︎ アシエル・オサンベラ(86分) |


試合レビュー
前半まとめ:固いオサスナに決定機を作れず
バルセロナのキックオフで始まったこの試合、序盤からチームはしっかりと敵陣でのポゼッションを確立。しかしオサスナは4-5-1の堅固なブロックを敷き、エリア内への侵入を許さない守備組織を見せた。
10分、最初の決定機が訪れる。ペドリの絶妙なパスに抜け出したダニ・オルモが中央へ落とし、レヴァンドフスキが合わせるも枠を捉えることができず。
その後はカンセロ起点の左サイドとバルドグジ起点の右サイドから繰り返し攻撃を試みるが、両サイドともDFが2枚でケアしており、中へ切り込む道が塞がれてバックパスが増える展開に。
オサスナは右サイドでボールを奪うと対角線へのロングフィードからカウンターを狙うパターンを徹底。クバルシとエリック・ガルシアがその対応に追われた。
36分、最大のピンチ。バルドグジのパスカットからボールを奪ったオサスナ、ブティミールがハーフウェイラインからなんと1人でドリブルで持ち込み左足でシュート。ジョアン・ガルシアの手も届かなかったが、ボストに助けられなんとか失点を回避。
アディショナルタイムなし、むしろ45分を迎える前にホイッスルが鳴り前半0-0で終了。
後半まとめ:ストライカーが決めてくれた
選手交代なく後半へ。ベンチにはフェラン・トーレス、ラフィーニャ、ラッシュフォード、フレンキー、ベルナルと豪華な交代カードが控え、采配のタイミングが注目された。
50分、左サイドのカンセロのクロスにファーサイドのエリック・ガルシアが頭で落とし、ダニ・オルモが合わせるも惜しくもDFに当たって得点ならず。
62分、フリックが動く。ガビ・ダニ・オルモ・バルドグジに代えてラッシュフォード・フェラン・トーレス・フレンキーを同時投入。フェラン・トーレスが左WGに入り、フェルミン・ロペスはトップ下へスライド。交代直後はラッシュフォードがいきなりシュートを放つなど勢いが生まれたが、またもオサスナの堅守に阻まれ試合は落ち着いた展開が続く。
膠着を破ったのは終盤だった。81分、右サイドのラッシュフォードのクロスにファーから中央へ飛び込んだレヴァンドフスキが頭で合わせてゴール。1-0。今シーズンのリーガは13ゴール到達。続く86分、敵陣でのボール奪取からフェルミン・ロペスの絶妙なスルーパスにフェラン・トーレスが抜け出し、右足でGKの股を抜いて2-0。途中出場で鮮やかにゴールを決めた。
しかし89分、左サイドからのクロスを途中出場のラウール・ガルシアに頭で合わせられ2-1に。15回目のクリーンシートかと思われた矢先のまさかの失点。
アディショナルタイムは8分。直前のゴールで勢いに乗るオサスナの猛攻を受け押し込まれるシーンが続いたが、なんとか守りきり試合終了2-1。アウェイで勝ち点3を持ち帰った。
試合まとめ:きっちり勝ち点3を持ち帰りリーガ連覇へ王手
苦しみながらもアウェイで勝ち点3をしっかり掴んだ一戦だった。オサスナの4-5-1ブロックに手を焼き、70%超のポゼッションを誇りながらも「持たされている」印象が拭えない前半。後半も膠着した展開が続いたが、フリックが62分に切った3枚替えが試合を動かした。
81分のレヴァンドフスキ、86分のフェラン・トーレスと途中出場組が連続弾を叩き込み試合を決定づけたかに思われたが、89分にラウール・ガルシアに一発返されAT8分はヒヤヒヤの連続。それでも最後は全員で守りきり2-1で試合終了。
ヤマル・クリステンセン不在、クンデ出場停止という台所事情の中でアウェイの難地から勝ち点3を持ち帰った価値は大きい。
次節 リーガ35節クラシコ:VS レアル マドリード in 聖地カンプノウ
暫定ながらも2位マドリーに勝ち点14差をつけての首位でクラシコを迎える。もし今節マドリーが勝ち点を積めなければ、クラシコ前に優勝確定という夢のシナリオも現実味を帯びる。マドリーがエスパニョールに勝利した場合でも、ホームのカンプノウでマドリーを叩いてその瞬間に優勝決定という最高の舞台が待っている。
バルサはヤマル、マドリーはエムバペと両チームにケガ人を抱えており、ベストメンバーでのクラシコとはならないのが惜しいところ。それでもホームでのクラシコは絶対に勝利しなければならない一戦だ。
カンプノウで優勝を決める瞬間を迎えるのか、それともマドリーへのパシージョを用意することになるのか。どちらに転んでも歴史的な夜になることは間違いない。今から楽しみで仕方ない。
Visca el Barça!Vamos Blaugrana!!

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