いよいよ今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ、グループステージ最終節。バルセロナにとっては“勝利”が絶対条件の一戦となりました。
フレンキーは累積警告で出場停止、ペドリはスラビア・プラハ戦での右ハムストリング負傷により欠場。さらにクリステンセンとガビも依然として離脱中と、主力を複数欠いた状態での試合です。
注目のスタメンは、予想通りダブルボランチを仮面の男とダニ・オルモが務める形に。それ以外のポジションもほぼ順当で、チームの勝利への本気度がうかがえます。
狙うはストレートインでのラウンド16進出。そして可能であれば得失点差を広げる理想的な勝利。立ち上がりの不安要素はあるものの、どんな試合展開になるか注目です。

無事ミッションコンプリート
チャンピオンズリーグ第8節
2026年1月28日(水)21:00(現地時間) @聖地カンプノウ
観客:44,609人
主審:ブノワ・バスティアン
| FC Barcelona | コペンハーゲン |
| 4 | 1 |
| ⚽️得点者⚽️ | |
| ⚽️レヴァンドフスキ(48分) | ⚽️ビクター・ダダソン(4分) |
| ⚽️ヤマル(60分) | |
| ⚽️ラフィーニャ(69分) | |
| ⚽️ラッシュフォード(85分) | |
| 🟨警告者🟥 | |
| 🟨ヤマル(38分) | 🟨マルコス・ロペス(27分) |
| 🟨鈴木淳之介(39分) | |
| 🟨ビルガー・メリング(87分) | |
| 🟨ガブリエル・ペレイラ(90+4分) | |
スターティングメンバー
| FCバルセロナ | コペンハーゲン | ||
|---|---|---|---|
| ポジション | 選手名 | ポジション | 選手名 |
| GK | ジョアン・ガルシア | GK | ドミニク・コタルスキ |
| RSB | クンデ | RSB | ビルガー・メリング |
| CB | クバルシ | CB | パンテリス・・ハツィディアコス |
| CB | ジェラール・マルティン | CB | ガブリエル・ペレイラ(C) |
| LSB | バルデ | LSB | マルコス・ロペス |
| MF | エリックガルシア | MF | ヨルダン・ラーション |
| MF | ダニオルモ | MF | 鈴木淳之介 |
| MF | フェルミン・ロペス | MF | ウィリアム・クレム |
| WG | ヤマル | MF | イライアス・アシュリ |
| WG | ハフィーニャ(C) | FW | モハメド・エルユノシ |
| CF | レヴァンドフスキ | FW | ビクター・ダダソン |
| 交代選手 | |
| エリックガルシア ↔︎ マルクベルナル(46分) | ウィリアム・クレム ↔︎ マッズ・エミル・マドセン(56分) |
| ジェラール・マルティン ↔︎ アラウホ(72分) | ビクター・ダダソン ↔︎ ビクトル・クラエソン(56分) |
| ダニオルモ ↔︎ ラッシュフォード(72分) | ヨルダン・ラーション ↔︎ ユスファ・ムココ(66分) |
| フェルミン・ロペス ↔︎ マルクカサド(79分) | イライアス・アシュリ ↔︎ ロベルト(66分) |
| レヴァンドフスキ ↔︎ フェラントーレス(82分) | モハメド・エルユノシ ↔︎ オリバー・ホイヤー(78分) |


試合レビュー
前半まとめ:予想通りの失点も、巻き返しの兆しを見せるバルサ
コペンハーゲンのキックオフで試合が始まった。バルセロナはいつも通りのフォーメーションで入り、対するコペンハーゲンはオフェンス時に3-5-2、ディフェンス時には5-4-1へと切り替える変則的な布陣で挑んできた。
バルサにとって普段対戦しない相手との対峙は、立ち上がりから難しい戦いとなる。開始4分、クバルシのパスミスを起点にボールを奪われると、1本のパスで裏を突かれてまさかの先制点を許し、0‑1。 中盤のミスからの失点は、ここ数試合でも課題としている部分でもあり、コペンハーゲンのプレッシングの巧さも光った。
それでもバルセロナはすぐにスイッチを入れ直す。11分、相手DFのクリアミスをレヴィが拾いシュートを放つも、GKのファインセーブに阻まれる。その流れを受けて右サイドでラフィーニャが仕掛け、密集地帯でのボールに対してエリック・ガルシアがシュート。しかしこの一撃も相手DFに当たり軌道を変えた末、GKにセーブされてしまう。
しかし、20分を過ぎるとやや攻撃のリズムが落ち着き、敵陣深くを維持できない時間帯が続く。守備時のコペンハーゲンは5バックを基軸に、サイドのスペースを広く取る戦術を採用。これに対してラフィーニャがやや中央寄りに絞る形となり、バルデが高い位置を維持。クンデ、クバルシ、ジェラール・マルティンの3バック気味の陣形となる時間も見られた。
34分には好機が訪れる。9人のDFが固まる敵陣で、エリック・ガルシアが強烈なミドルシュートを放つも、これはゴールポスト直撃。ペドリやフレンキーにはない、エリックならではの強みが発揮された場面だった。
ただ、今日の試合を通じてバルセロナの選手たちはフィジカル面でやや押されるシーンが多く見られ、レフェリーのコンタクト許容範囲の広さもあって、選手のストレスは高め。激しいマークを受けたヤマルがフラストレーションを見せイエローカードを受けてしまった場面もあり、前半戦はやや厳しい空気が漂った。
アディショナルタイムは1分。スコア自体は動かないまま前半を折り返すことになった。
試合内容としてはバルサがポゼッション71%、シュート数でも完全に優勢だったが、リードしているのはアンダードッグのコペンハーゲン。フリック監督のハーフタイムでの修正に期待したいところだ。
後半まとめ:逆転から快勝へ、後半に強いバルサがベスト16ストレートイン!
バルセロナは後半開始と同時に、エリック・ガルシアに代えてマルク・ベルナルを投入。今季最も信頼されている選手の一人が早々に交代となったことで、少しスタンドにもざわめきが起こった。
後半はバルデのドリブルで中央を割る場面とレヴィのポストプレーを起点に複数のシュートが生まれ、前半に比べて明らかにギアが上がった印象。48分、ダニ・オルモのスルーパスに反応したヤマルが右サイドを突破。シュートかと思われたが冷静に横パスを送り、レヴァンドフスキが右足で流し込んで同点ゴール(1‑1)。レヴィはこれでCL2戦連発、得点力の高さを見せつけた。
ベルナルが入ったことで、ピボーテは1枚、フェルミン・ロペスとダニ・オルモがインテリオールの位置に。
60分にはヤマルのシュートがDFに当たり、ふわりとしたボールがそのままゴールネットへ吸い込まれて勝ち越し(2‑1)。CL今季3点目となる若きスターが、再び流れを引き寄せた。
66分、ヤマルのクロスにレヴィが胸トラップからのシュートを試みたが、DFのファウルを誘いPKを獲得。キッカーのラフィーニャが冷静にゴール右隅へ突き刺し、点差を広げる(3‑1)。前線3人のゴールが揃うのは久々のことかもしれない。
72分にはアラウホとラッシュフォードが投入され、ヤマルは中央気味、ラフィーニャは右にシフト。この前線の流動性がバルサの攻撃にさらなる幅を与えた。
79分にフェルミンが退くとマルク・カサドが投入され、ベルナルとの“ダブルマルク”体制へ。未来を担う中盤コンビの連携にも注目が集まった。
82分、復帰したフェラントーレスがピッチに立つと、85分にはラッシュフォードが自ら得たFKを直接ゴールへ。壁の上を絶妙なカーブで越え、左隅へ沈める美しい一撃で4-1と突き放す。
89分には失点を喫したかに思えたが、VARの結果コペンハーゲン側のファウルで得点は取り消しに。得失点差を考えると大きな判定だった。
アディショナルタイム7分の中ではラッシュフォードのシュートがポストを叩く場面もあったが、そのまま試合終了。スコアは4-1。
厳しい立ち上がりだったものの、終わってみればバルセロナが“後半の修正力”を見せつける形で快勝。これでベスト16へのストレートインが決定し、選手もクレもホッと胸を撫で下ろした一夜となった。
試合まとめと感想:後半から“本気モード”、逆転勝利でバルサらしさ全開!
最近のバルセロナを見ていてつくづく思うのは、「前半はウォーミングアップなのかな?」ということ。今日の試合もまさにその典型で、後半からスイッチを入れて一気にゴールラッシュ。そんな展開も今や“バルサらしさ”の一部になっているのが面白いところ。
試合で一番驚かされたのは、やはり前半でのエリック・ガルシアの交代。これまで90分フル出場がほとんどだった彼が前半で下がるのは異例で、その決断からもフリック監督の意図が伝わってきた。そして代わって入ったベルナルが中盤を引き締め、インテリオールの2枚(フェルミン&ダニ・オルモ)とともに攻撃に厚みをもたらしたことで、後半の“本気モード”が完成。
加えて、レヴァンドフスキのポストプレーとワンタッチパスの精度が、バルセロナのリズムを加速。いかにも“らしい”展開でゴールを重ね、チームとしての完成度も一層高まっている印象。
この試合を通じて、シーズン後半戦に向けた新しいオプションや戦術の幅が広がったことも大きな収穫。ベルナルの台頭や、前線の柔軟なポジションチェンジも今後の武器となりそう。
そしてCLグループステージ最終順位は5位でストレートインを決定。最終節前には3位だったレアル・マドリードが敗れて9位に転落し、ラウンド16からの出場を逃したことを考えると、1つの結果の重みを改めて実感する結末となった。
そしてサウジアラビアでのスーペルコパを含めてここまで1月開催の8試合を7勝1敗で勝ち抜けたのはとても大きい。あとは31日の21時に行われるエルチェ戦のみとなった故障者を出すことなく乗り切って欲しい
次節:VS エルチェ in エスタディオ・マヌエル・マルティネス・バレーロ
中2日で現在11位のエルチェのホームコートに乗り込みます。
前半戦の試合に関して詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください

昨年の年末のラージョ戦に勝利して年を明けてから3敗2分と今だ勝利がない、かといって過密日程のバルサにとっては充電満タンのエルチェは手強いだろう。おそらく先制されてからギアを入れ替えて3-1で勝利してくれることを願っている。メレンゲが勝ち点1で真後ろにいるし絶対に順位を落としたくないですからね!!
Visca el Barça!Vamos Blaugrana!!


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