
いよいよ動き始めた2025年夏の移籍市場。
ラポルタ会長の再選を控えた今オフシーズンのバルサは、財政状況や政治的な思惑も絡んだ複雑な局面を迎えています。
今週の獲得選手

Kジョアン・ガルシア(24歳GK)
6月18日、同じ街のエスパニョールからKジョアン・ガルシア(24歳)を完全移籍で獲得したと発表がありました。契約期間は6年で移籍金は2,500万ユーロ(およそ41億9000万円)とのこと。最近の移籍市場としてはリーズナブルと言える金額なので財政難のバルサとしては良い買い物!?ができたように思えます。
同じ街同士の移籍は一般的には禁断とされていますが、今回で何と42人目…
エスパニョールからの移籍は31年ぶりとのこと。
昨シーズンの成績
出場試合数:38 試合(全試合に出場、合計3,420分)
クリーンシート(無失点試合):8 回
セーブ数:146 回(リーグ最多)
セーブ率:約 73.3 %(140セーブ/191被シュート)
失点数:46 ゴール(1試合あたり約1.21失点)
PKセーブ:2 回(6回中)
警告:イエローカード:2 枚、レッドカード:0 枚
ラ・リーグのベストイレブン選出
この成績を見ればエスパニョールが14位で残留できたことにとても納得できますね。だって昨年のチームとしてのリーガでの得点数はわずか40点と失点数よりも少ないんだから。
動画中のコメントを簡単にいうと、
「ずっとこの日を待っていた。成長したいし、タイトルも取りたい。バルサのプロジェクトは刺激的で、若い才能と一緒に戦えることが嬉しい。勇敢なGKとして最高の舞台を楽しむ準備はできている」だって。
頼んだよジョアン!!
退団決定・放出候補選手
退団決定選手
クレマン・ラングレ(29歳CB)
6月9日に公式サイトよりアトレティコ・デ・マドリードへの移籍が正式に決定しましたね。
フランス人CBのバルサでの試合は160試合、タイトルは3つ(リーガ1回、国王杯1回、スペインスーパーカップ1回)。
一時期はピケの相棒として左CBとしてスタメンでしたが、ここ3年間はトットナム、アストン・ヴィラ、アトレティコとレンタルばかり。貴重な左利きでボールの配球は良かったですが、対人の空中戦とスピードが遅いことで置いていかれるなど課題が多かったし、CLのPSGやオリンピアコス戦では印象の悪い失点をしてしまいましたね。
そしてクリステンセン、クンデの加入とアラウホが頭角を表したことで出番が減ったため出場機会を求めてレンタルとなりましたね。
一方で、昨年レンタルしていたアトレティコのシメオネ監督は俊敏性などのスピードに対しての不安感は強いがディフェンス能力に関しては評価している。ぜひバルサ戦以外では新天地で頑張ってほしいですね。Gracias, Langre!!
こちらがバルサ時代のラングレです
放出候補選手
アンシュ・ファティ(22歳FW)
背番号10を譲る形で出場機会が激減。今季はほとんど試合に絡まず、モナコへローンもしくは完全移籍の可能性が高い。メッシの後の10番を引き継いだけど、負傷後にパフォーマンスが低下と安定感の欠如。
そして、高額年俸の整理対象で、売却またはレンタルにより経済的負担を軽減したい。
バルサはネイマールをPSGに引き抜かれてから若手有望選手に複数年の高額報酬を与えてしまうから、上手くいかなくなったら経営を圧迫して整理しにくい。最近は本当に経営が苦しい…
イニャキ・ペーニャ(26歳GK)
昨シーズンはテアが怪我で離脱したことで序盤から正GKでいたがペイン紙や報道によると、ある日の練習にペーニャが遅刻したことがきっかけで信頼を失い、ベンチ降格の直接的な原因になったとようですね。そして、シュチェスニーが試合に出ることになって、フリック監督は「シュチェスニーが先発した試合では負けていない」と明言し、監督とスタッフからの信頼がシュチェスニーへ傾いてしまいました。
ペーニャもまだ若いしこれからが1番脂が乗るところだからなぁ…
アンドレアス・クリステンセン(29歳DF)
一昨シーズン終盤から緊急でアンカーでの出場が増えました。ただそれ以前よりケガが多く安定的な稼働が難しいのが難点。CBポジションはクバルシが頭角を表したこともあり、競争激化と若手へのシフトが進み、ディフェンダーの中でも高額年俸である彼を売却することで財政調整を狙う。中東やイタリアからの関心もあり、市場価値が高い今の売却が理想的。
マーク=アンドレ・テア・シュテーゲン(33歳GK)
キャプテンであり今いるメンバーでメジャータイトル3冠(リーガ・コパ・CL)の唯一の経験者。
しかし、今シーズンは2024年9月、ビジャレアル戦で膝蓋腱断裂の負傷を負い長期離脱。
復帰は5月に漸く実現したものの、シーズンの大半を欠場してしまった
またテア・シュテーゲンは2023年の契約延長後に年俸約€10 M(税引後)+未払金込で、2028年までの強固な契約を残す高額年俸で経営を圧迫していることは間違いない。
またフリック監督や構想との軋轢、ロッカールームでの不和と取れる状況も報じられ、クラブもシュテーゲンに『二番手以下へ』と伝える準備を進めている様子。
ジョアンガルシアが正式に決まった今だから本当に可能性が高いと思う。
個人的にはテアほどの功労者が高額年俸というのは仕方ないがこのような形での退団は見たくないです
イニエスタ以降は表玄関から退団した選手がいないような気がする…
ジョアンガルシアは2番手としてコパや数回リーガで出場しながらならしてほしい。そう、テアが入団してきた時のように。ただプロである以上はたくさん試合に出たいしなかなか受け入れられないんだろうなぁ…
ロナルド・アラウホ(26歳DF)
去年までの活躍であれば放出候補に上がることは考えられなかった
スピードが速くて空中戦も強くて対人も強い
普段は右CBだが相手WGに強力な選手がいれば右SBとしてシャットダウンしてくれることが多かった。
そうクラシコでヴィニシウスをどれだけ押さえ込んだか。
しかし、昨シーズンは怪我とメンタル低下、判断ミスと以前からは考えられないプレーばかり
移籍金はまだまだ取れるぐらい優秀な選手ではあるからこの夏に売却を検討するのも仕方ないのか…
個人的にはイニゴも34歳でそこまで先は長くないから何とか復活してほしい
補強リスト
ニコ・ウィリアムズ(22歳FW)
昨年から噂がなくならない人気FW
今シーズンは左にハフィーニャ右にヤマルが不動だったから本当にいるのかって思っちゃうことはあるけど、3人でローテーションは組めるしハフィーニャ中央でも十分プレーは可能。ダニ・オルモやフェルミン・ロペスもいるから悩ましいところ。
何よりヤマルとはスペイン代表でも仲が良いしクバルシ、バルデ、オルモ、フェランもいるからすぐにチームにも溶け込めるのがとてもメリット。リーガ経験者でもあるしね
ルイス・ディアス(28歳FW)
コロンビア代表の28歳のFWはリヴァプールでの評価が低いと不満を漏らしておりバルサへの移籍に前向きとか何とか。ただリヴァプール側は移籍金を最低80 M€(日本円で約134億円)要求しており財政難のバルサとして厳しい。
ただ、貴重な左利きというところとSD(シニアディレクター)のデコがとても気に入ってる様子。規律の厳しいフリックとの相性に関しては心配があるかも。あと年齢がもう2歳ぐらい若ければ…
個人的な感想
ここからは筆者の感想ですが、
まずは26歳のGKを獲得できたのでこれから5年ぐらいはGK問題は解消されそうですね。そう思うとここ10年はテアがいてその前はビクトル・バルデスでしたから最近はGKに恵まれていますね。
昨年は怪我でほぼシーズンを棒に振ったテアとジョアン・ガルシアが切磋琢磨してくれたらリーガもカップ戦も安泰。フリックがリーガとカップ戦で使い分けるのかどうするのかはとても興味がありますね。
今シーズンはスタメンが固定されていたことが安定したプレーと成績をもたらしたと思いますが、これだけ休みなしで出っ放しだと本当に怪我のことだけをめっちゃ心配しちゃいます。だって代表での試合も考えると年間どれだけ試合に出るのよって感じじゃないですか…
だけど、休ませるための選手を獲得するとサラリーは圧迫されちゃうし出れない不満も溜まる。ここはカンテラをうまく起用しながら育てていくのを望むのが私みたいな無責任な外野ですね(笑)
とりあえず今の所の来シーズンのスターティングラインナップはこんな感じかな?

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