ジョアン・ガルシアとラフィーニャが直前で負傷離脱となり、前節オビエド戦からスタメンが大きく変わりました。
注目は、17歳のドロ・フェルナンデスが中盤で先発抜擢されたこと。プレシーズン神戸戦でゴールを決めた有望株が、トップチームでどこまでやれるか楽しみです。さらに、バルドグジも順当に先発。シュチェスニーとレヴァンドフスキ以外は全員20代で、10代が2人スタメン入りという平均年齢22歳の若き布陣となりました。
ベンチにはヤマルが復帰し、バルデは今節もベンチ外。
フォーメーションはバルサが4-2-3-1、ソシエダは4-1-4-1。中盤での主導権争いが勝負を分けそうです。

ヤマル復帰で逆転勝利&首位返り咲き
ラ・リーガ第7節
2025年9月28日(日)18:30 @エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス
観客:50,103人
主審:アレハンドロ・エルナンデス
FC Barcelona | ソシエダ |
2 | 1 |
⚽️得点者⚽️ | |
⚽️クンデ(42分) | ⚽️オドリオソラ(30分) |
⚽️レヴァンドフスキ(58分) | |
🟨警告🟥 | |
🟨クンデ(81分) | 🟨イゴール スベルディア(9分) |
🟨ドゥイエ チャレタ ツァル(90+2分) |
スターティングメンバー
FCバルセロナ | ソシエダ | ||
---|---|---|---|
ポジション | 選手名 | ポジション | 選手名 |
GK | シュチェスニー | GK | アレックス・レミロ |
RSB | クンデ | RSB | オドリオソラ |
CB | アラウホ | CB | イゴール スベルディア |
CB | クリステンセン | CB | ドゥイエ チャレタ ツァル |
LSB | ジェラール・マルティン | LSB | ムニョス |
MF | デ・ヨング | MF | ゴロチャテギ |
MF | ペドリ | MF | ゴンサロ ゲデス |
MF | ドロ フェルナンデス | MF | トゥリエンテス |
WG | バルドグジ | MF | マリン |
WG | ラッシュフォード | MF | バレネチェア |
CF | レヴァンドフスキ | FW | オヤルサバル |
交代選手 | |
ドロ フェルナンデス ↔︎ ダニオルモ(46分) | オドリオソラ ↔︎ (57分) |
バルドグジ ↔︎ ヤマル(57分) | ゴンサロ ゲデス ↔︎ 久保建英(57分) |
ラッシュフォード ↔︎ フェラントーレス(77分) | トゥリエンテス ↔︎ カルロス・ソレル(66分) |
ジェラール・マルティン ↔︎ エリックガルシア(77分) | マリン ↔︎ ブライス・メンデス(66分) |
ペドリ ↔︎ マルク・カサド(90+4分) | バレネチェア ↔︎ ウマル・サディク(81分) |


試合レビュー
前半まとめ:圧倒的ポゼッションも先制を許す展開に
試合は立ち上がりから落ち着いたペースで進行。ソシエダは前線から激しくプレスをかけてくるわけではないものの、ボールホルダーへの寄せは鋭く、バルサに自由を与えません。
9分、右CKからのグラウンダーのボールにフレンキーが巧みにコースを変えると、ラッシュフォードが合わせる決定機!惜しくもGK正面を突きましたが、前節に続いて得点の匂いを感じさせるシーンでした。
バルセロナはボール支配率80%超と試合を完全に掌握しますが、ソシエダの組織的な守備を崩し切れず、アラウホやバルドグジがミドルを放つ展開に。
右サイドのバルドグジは積極的に1対1を仕掛けるも突破はやや単調で、クロスの精度も課題が見えました。中盤のドロ・フェルナンデスもやや位置取りに苦戦し、攻撃のテンポが噛み合いません。
すると30分、バレネチアの突破からグラウンダーのクロスをオドリオソラに押し込まれ、先制点を許してしまいます(0-1)。
それでも38分にはクンデの折り返しが相手DFに当たり、こぼれ球をペドリが狙う惜しい場面も。42分には左CKからクンデがニアでヘディングを決め、1-1の同点ゴール! 直前に相手DFにドレッドヘアーを掴まれ激痛で倒れていたクンデが、その怒りをプレーで晴らす劇的な一撃でした。
そのまま前半は終了。
やはりデータから見てわかる通りソシエダは守備が堅い。
ワシの予想が当たりそうだなぁ。
後半まとめ:ヤマルの躍動で逆転成功そして逃げ切り!
後半開始と同時に、ドロ・フェルナンデスに代わってダニ・オルモを投入。これで中盤に流動性が生まれ、パスワークの改善が期待されます。
47分にはヤマルがウォームアップを開始し、投入への期待が高まる中──
55分、ついにヤマルがピッチへ。登場からわずか2分後、右サイドでエラシコ&股抜き突破からクロスを供給し、レヴァンドフスキのヘッドで逆転弾!投入直後にきっちり結果を残すあたり、さすがはバルサの10番です(2-1)。
ヤマルが入ってからは、クンデの内側オーバーラップも増え、他選手との連携もスムーズに。シュート数も一気に増加しましたが、相手GKレミロが好セーブを連発し、追加点はなかなか奪えません。
74分にはダニ・オルモのスルーパスにヤマルが抜け出し、冷静にネットを揺らすも惜しくもオフサイド。ヤマルは終始、省エネと爆発をうまく使い分け、攻撃の起点になりました。
83分には久保のシュートがポストを直撃しヒヤリとする場面も。同じ日本人として複雑な心境ですが、ここは外れて正直ホッとしました😅
直後の84分、カウンターからヤマル→フェラン→レヴァンドフスキとつなぎ、決定機を作るもポストを叩いて追加点ならず。
その後は大きなピンチもなく試合を締め、バルセロナが2-1で勝利。若手が躍動した中で、チーム全体としても手応えのある内容となりました!
試合まとめ:首位返り咲き
ドロ・フェルナンデスにとっては、少し苦いリーガデビューとなりました。それでも、この経験を糧に大きく成長し、将来はビッグな選手へと羽ばたいてほしいところです。何と言っても、日本でいえばまだ高校生の年齢ですからね。今後が本当に楽しみです。
試合はほぼ予想通りの展開となり、スコアも自分の予想通り2−1でバルセロナが勝利!
なかでも嬉しかったのは、ヤマルの復帰としっかり勝点3を積み上げ、レアルを抜いて首位に立ったことです🔥
さらに、これでバルセロナは公式戦27試合連続で得点を記録。チームとして攻撃面の安定感が増しているのは心強いですね。次戦はいよいよCLでのパリ・サンジェルマン戦。前半戦でも屈指のビッグマッチになるだけに、どんな布陣で挑むのか今から楽しみです
次節:いよいよCL王者・PSG戦!
次戦は、ついに今季前半最大の注目カード「チャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン(PSG)戦」です。
昨季のCL王者であり、現在も欧州屈指の攻撃力を誇るPSGとの一戦は、前半戦の最重要マッチといっても過言ではありません。
ただPSGは現在故障者が多く、特に先発選手に多いので試合が盛り上がらないのは残念ですがバルサとしては勝点3を積み上げる絶好のチャンスですね。
現在の怪我人リスト:
・クヴィチャ・クバラツヘリア: 左足に違和感を抱えており、出場が危ぶまれています。
・ウスマヌ・デンベレ: ハムストリングの怪我により、全治約6週間と見込まれています。
・デジレ・ドゥエ: 約4週間の離脱が予想されています。
・ジョアン・ネベス: 左ハムストリングを負傷し、マルセイユ戦を欠場する見込みです。
・マルキーニョス: 左太ももの怪我により、10月の国際試合ウィーク後まで欠場する予定です。
・ヴィティーニャ: 怪我のため、バルセロナ戦を欠場する可能性があります。
バルサはリーグ戦で好調を維持しており、若手とベテランが噛み合い始めたこのタイミングで迎えるビッグゲーム。
注目はヤマルの先発起用、。戦術面でも、フリック監督がどんな布陣を選ぶのか要チェックですね👀
この試合は現地時間で10月1日21時00分(日本時間:10月2日4時00分キックオフ)。
試合結果予想や試合プレビュー記事は試合前に改めて掲載予定なので、ぜひ次回もお楽しみに!
Visca el Barça!Vamos Blaugrana!!
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