中3日で迎えるリーガ第21節。CLチェコ遠征での見事な勝利から、約1ヶ月半ぶりに我らがバルセロナがカンプノウへ帰還しました。
しかしチーム状況は万全ではなく、ミッドウィークの試合で負傷したペドリは3〜4週間の離脱が決定。フェラントーレスも引き続き欠場中で、カビは練習には復帰したものの今節はベンチ外。先週末に11連勝が止まったばかりで、ここでの立て直しが求められます。
今日の先発は左右のSBが変更され、左にカンセロ、右にエリック・ガルシア。CBはジェラール・マルティンが入り、中盤ではペドリの代わりにカサド、トップ下にはCLでの劇的ゴールが記憶に新しいダニ・オルモが起用されました。クンデの“遅刻”も少し気になるところですが…(笑)。
対戦するオビエドは公式戦14試合未勝利でリーガ最下位に沈むものの、こうした苦境の相手こそが不意を突いてくるのがサッカー。バルサは2日後にCL決勝トーナメント進出を懸けた大一番・コペンハーゲン戦を控えており、主力温存と勝利の両立が求められます。
なお前回の対戦ではアウェーで3-1と快勝しているだけに、今節も確実に勝点3を積み上げたいところです。


動きのない前半、後半はバルサそして大荒れの天気
ラ・リーガ第21節
2026年1月25日(日)16:15(現地時間) @聖地カンプノウ
観客:44,763人
主審:フアン・マルティネス
| FC Barcelona | オビエド |
| 3 | 0 |
| ⚽️得点者⚽️ | |
| ⚽️ダニオルモ(52分) | |
| ⚽️ラフィーニャ(57分) | |
| ⚽️ヤマル(73分) | |
| 🟨警告者🟥 | |
| 🟨ジェラールマルティン(9分) | 🟨アーロン・エスカンデル(33分) |
| 🟨ダビド・コスタス(43分) | |
スターティングメンバー
| FCバルセロナ | オビエド | ||
|---|---|---|---|
| ポジション | 選手名 | ポジション | 選手名 |
| GK | ジョアンガルシア | GK | アーロン・エスカンデル |
| RSB | エリックガルシア | RSB | ルーカス・アイハド |
| CB | クバルシ | CB | ダビド・コスタス(C) |
| CB | ジェラールマルティン | CB | ダビド・カルモ |
| LSB | カンセロ | LSB | ハビ・ロペス |
| MF | デ・ヨング(C) | MF | ハイセム・ハッサン |
| MF | カサド | MF | クワシ・シボ |
| MF | ダニオルモ | MF | サンティアゴ・コロンバト |
| WG | ヤマル | MF | イリアス・チャイラ |
| WG | ラフィーニャ | FW | アルバート・レイナ |
| CF | レヴァンドフスキ | FW | フェデリコ・ビニャス |
| 交代選手 | |
| ジェラールマルティン ↔︎ クンデ(46分) | アルバート・レイナ ↔︎ フォンセカ(66分) |
| ラフィーニャ ↔︎ フェルミンロペス(60分) | フェデリコ・ビニャス ↔︎ ティアゴ・ボルバス(83分) |
| カンセロ ↔︎ バルデ(60分) | サンティアゴ・コロンバト ↔︎ ヨシップ・ブレカロ(83分) |
| ダニオルモ ↔︎ ベルナル(75分) | ハイセム・ハッサン ↔︎ サンティカソルラ(83分) |
| ヤマル ↔︎ バルドグジ(78分) | ↔︎ (分) |


試合レビュー
前半まとめ:オビエドの前線プレスに苦戦…、繋がらないパスにヤキモキ
ホーム・オビエド戦は、オビエドのキックオフでスタート。開始直後からオビエドは積極的なプレッシャーを仕掛け、バルセロナに簡単にボールを保持させない戦い方を見せた。バルサは前半10分までにシュートも放てず、敵陣での時間をなかなか作れない苦しい入りとなる。
オビエドの守備の厳しさにより、バルサの選手間の距離が広がり、連動したボール回しのリズムが悪くなってしまう時間帯が続いた。
しかし30分ごろから徐々にボールを保持できる時間が増え、攻撃時にはエリック・ガルシア、クバルシ、ジェラール・マルティンの3バック気味の形が見られ、左サイドバックのカンセロも高い位置を取りながら攻撃参加を図った。
アディショナルタイムにはギアを上げたバルセロナが猛攻を仕掛ける場面も。ラフィーニャのシュートは相手GKエスカンデルのファインセーブに阻まれ、結局スコアは0‑0で前半を折り返した。
前半は終盤にかけてようやくバルサらしい攻撃の形が出てきたものの、試合の大半はオビエドの前線プレスに苦しんだ45分となった。
オビエドの攻撃は右サイドのハッサムが単独でドリブルで仕掛けることが多かった。変則ドリブルによるものかカンセロの守備の不安定なのか何度も剥がされることがあり後半も気は抜けない。
後半まとめ:修正力が光った後半、フリック采配的中
バルセロナは後半開始からジェラール・マルティンに代えてクンデを投入。クンデは右SB、エリック・ガルシアがCBに移動し、右サイドのヤマルへのサポートが厚くなった。
その変化が早速結果を生む。52分、GKから始まったビルドアップをヤマルが高い位置でプレスしてボールを奪取。こぼれ球を拾ったダニ・オルモが右足でグラウンダーのシュートを放ち、ゴール左隅へ突き刺し先制(1-0)。スタビア・プラハ戦に続く2試合連続ゴールとなった。
さらに57分、連動した前線のプレッシャーから相手DFのバックパスを奪ったヤマルがそのままドリブルで持ち込み、GKとの1対1を制してループシュート(パセリーナ)で追加点(2-0)。フリック監督のハーフタイムでの修正が効いた完璧な展開に。
60分にはカンセロとラフィーニャに代わってバルデとフェルミン・ロペスを投入。ダニ・オルモは左WGにポジションを変え、今季はトップ下・ピボーテ・WGとあらゆるポジションで存在感を放っている。エリックやオルモのようなポリバレントな選手がいることで、他の選手が本職に集中できるのはバルサにとって大きな財産だ。
73分、左サイドからのダニ・オルモのクロスをファーサイドのヤマルが体を倒しながらアクロバティックに合わせて3点目。直後の78分にはスタンディングオベーションを受けてヤマルがバルドグジと交代。
75分以降も選手交代でゲームを締めに入りつつ、フェルミン、ベルナルら若手もプレータイムを得るなど収穫の多い展開に。
88分頃からは天候が急変し、雹(ひょう)が降り雷も響くなど荒れ模様に。スコアが3-0という安心感があったとはいえ、ファンとしては早く試合を終わらせてほしいと願うようなコンディションだった。
最終的にアディショナルタイムの93分、バルドグジからの絶妙なパスを受けたレヴァンドフスキが追加点を狙うも、惜しくもGKのセーブに阻まれる。
試合はそのまま3-0でバルセロナが勝利。ハーフタイムの修正力と選手の質の差が大きく出た後半だった。
今日の感想と小話:テアの移籍とスーペルコパのお披露目
厳しいスケジュールの中でしっかり勝ち点3を積み上げ、首位をキープしたバルセロナ。これで2日後のCLコペンハーゲン戦にも集中できますね。
ただ、今日の前半は少し退屈でミスも多く、カウンターの鋭いチームであれば失点していたかもしれません。正直、相手に救われた内容でもありました。
そんな中、ファンの間で話題になったのがテア・シュテーゲンのジローナへの期限付き移籍。2014年からバルサに在籍しキャプテンまで務めた彼が、ワールドカップを見据えたとはいえ一時的にチームを離れるのは寂しさもありますね。どうかレアル戦を含む他試合で活躍して、ドイツ代表の正GKに返り咲いてほしいものです。
そして今日はスーペルコパ優勝トロフィーのお披露目もあり、特別な空気が漂うスタジアムに。現地でその瞬間を味わえたファンは本当に幸運ですね。私もかつてメッシの5度目のバロンドールお披露目試合を現地で観た記憶が蘇りました。あれは一生の宝物です。

次節CL8節:VS コペンハーゲン in 聖地カンプノウ
2月に2試合増えるかどうかが決まる、CLグループステージ最終戦。
対戦相手はデンマーク王者・FCコペンハーゲン。今季のCLではここまで26位と下位に沈んでいます。
バルセロナとの過去の対戦はわずか2試合。成績は1勝1分で、内容はアウェーで1-1、ホームで2-0。ホーム戦ではメッシが2ゴールを記録しましたが、追加点は試合終了間際の90分にようやく決まったもの。
2010-2011シーズン、つまりバルサがCLを制覇した黄金期の試合でさえ苦戦した相手ということで、今節も一筋縄ではいかない可能性があります。
さらに今回はフレンキーとペドリのドブレピボーテが不在。これはかなりの不安材料です。
スタメン候補はエリック・ガルシアとダニ・オルモが有力ですが、オルモは本来トップ下で起用したい選手。代わりにカサドをピボーテ起用する可能性も考えられます。
いずれにせよ、3-0での勝利が欲しいところ。ストレートでのラウンド16進出へ、期待したい一戦です。
Visca el Barça!Vamos Blaugrana!!


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