前回のアウェー戦、サンドバッグにされた苦い記憶はまだ消えていません。しかし今日、62,000人にまで収容人数が拡大されたホームの熱狂は、当時とは別次元のものです。
注目は、期待の新星シャビ・エスパルトのスタメン抜擢。CLでの失点以降、アラウホへの信頼に影が差す中、19歳の若武者が守備陣の救世主となれるか。過負荷が懸念されるエリック・ガルシアの状態も気になりますが、首位固めのために「2位マドリーの勝利」というプレッシャーを跳ね返さなければなりません。
3日後のニューカッスル戦を見据え、エースのヤマルを温存する大胆な采配。それでもスタジアムが期待に満ちているのは、「魂の男」ガビが遂にベンチへ帰ってきたからです。
要塞と化したカンプ・ノウで、バルサはリベンジを果たせるのか。ガビの再起、そして若き守備陣の真価が問われる運命の90分が始まります。

ラフィーニャのハットトリックとガビ帰還
ラ・リーガ第28節
2026年3月15日(日)12:15(現地時間) @聖地カンプノウ
観客:56,483人
主審:フアン・マルティネス
| FC Barcelona | セビージャ |
| 5 | 2 |
| ⚽️得点者⚽️ | |
| ⚽️ラフィーニャ(8分) | ⚽️オソ(45+3分) |
| ⚽️ラフィーニャ(18分) | ⚽️ジブリル・ソウ(90+2分) |
| ⚽️ダニオルモ(38分) | |
| ⚽️ラフィーニャ(51分) | |
| ⚽️カンセロ(60分) | |
| 🟨警告者🟥 | |
| 🟨ガブリエル・スアソ(37分) | |
スターティングメンバー
| FCバルセロナ | セビージャ | ||
|---|---|---|---|
| ポジション | 選手名 | ポジション | 選手名 |
| GK | ジョアンガルシア | GK | オディッセアス・ブラホディモス |
| RSB | シャビ・エスパルト | RSB | ホセ・カルモナ |
| RCB | クバルシ | RCB | タンギ・クアシ |
| LCB | ジェラールマルティン | LCB | エマニャ・グデリ(C) |
| LSB | カンセロ | LSB | ガブリエル・スアソ |
| MF | マルクベルナル | MF | ルシアン・アグメ |
| MF | ペドリ | MF | ジブリル・ソウ |
| MF | ダニオルモ | MF | アレクシス・サンチェス |
| WG | バルドグジ | FW | ファンル・サンチェス |
| WG | ラフィーニャ(C) | FW | オソ |
| CF | レヴァンドフスキ | FW | アコル・アダムズ |
| 交代選手 | |
| ペドリ ↔︎ フェルミンロペス(46分) | アコル・アダムズ ↔︎ チデラ・エジュケ(46分) |
| カンセロ ↔︎ アラウホ(67分) | ガブリエル・スアソ ↔︎ ニエル・モペー(46分) |
| バルドグジ ↔︎ ヤマル(67分) | ホセ・カルモナ ↔︎ ルベン・バルガス(46分) |
| ベルナル ↔︎ カサド(67分) | タンギ・クアシ ↔︎ アンドレス・カストリン(70分) |
| ラフィーニャ ↔︎ ガビ(82分) | ルシアン・アグメ ↔︎ (78分) |


試合レビュー
前半まとめ:バルサ、PK2発を含む3得点で圧倒!しかし終了間際の失点に課題も
バルセロナのキックオフで幕を開けた一戦。序盤は両チームとも静かな立ち上がりを見せましたが、試合はすぐに「背番号2」の果敢な攻撃参加から動き出しました。
均衡を破ったのは8分。ラフィーニャのポストプレーに呼応したカンセロがエリア内へ侵入すると、後方からソウに倒されPKを獲得。 キッカーを務めたアニキ(ラフィーニャ)は、プレッシャーのかかる場面でまさかのパネンカ(チップキック)を披露。ふわりと浮かせたシュートで先制に成功します。攻撃時のカンセロの質の高さが、改めて証明された形となりました。
勢いに乗るバルサは18分、再び左サイドのカンセロが魅せます。華麗なフェイントで相手を翻弄しエリア内へ侵入。こぼれ球が相手の手に当たり、VARの末に再びPKを獲得。 これをラフィーニャが今度は左隅へ鋭く突き刺し、今季リーグ戦10ゴール目となるドブレーテ(2得点)を達成しました。
攻撃の手を緩めないバルサは38分、左サイドを駆け上がったベルナルからのクロスが相手DFに当たり、こぼれたボールをダニ・オルモがダイレクトで一閃。右足から放たれたシュートはゴールネットを揺らし、リードを3点に広げました。
45分にはレヴァンドフスキが決定機を迎えるも枠外。エースの得点が待たれる中、前半終了間際にドラマが待っていました。 左サイドをセビージャに攻略されると、ファーサイドへ流れたクロスをオソにボレーで叩き込まれ失点。3-1とリードして折り返したものの、クリーンシートを逃したことで後味の悪い幕引きとなりました。
後半まとめ:ラフィーニャのハットトリックと「背番号6」の帰還
後半、バルサはペドリに代えてフェルミン・ロペスを投入し、さらなる攻勢に出ます。
51分にフェルミンの中央突破から右サイドのラフィーニャへ。カットインから放った左足の一閃はディフレクションを誘いゴールへ吸い込まれます。これでラフィーニャは今季リーグ11ゴール目、圧巻のハットトリックを達成しました。
60分にカンセロの勢いは止まりません。左サイドを切り裂いたカンセロがエリア内で鮮やかな切り返しを見せ、GKの股を抜く技あり弾。直前のラフィーニャのスルーパスとレヴィのスルーも含め、攻撃陣の連携は極限まで高まっていました。
79分にはカンプ・ノウが震えた「ガビ」の復帰。スタジアムのボルテージが最高潮に達したのは79分。全クレが待ちわびたガビが、主将の証であるキャプテンマークをアラウホから受け取りピッチへ。その瞬間、地鳴りのような「ガビ!」コールが56,000人の観衆から沸き起こりました。
試合は無事勝利となりましたが、心残りは一瞬の隙が生まれたアディショナルタイムの失点とレヴァンドフスキが決定機を逃すなどエースにゴールは生まれませんでした。試合は終始バルサペースだっただけに完璧な試合とは言えないのが残念ですがそれはCLに取っておきましょう。
試合まとめ:ローテーションもできて勝ち点3獲得
ペドリは前半のみ、カンセロとベルナルとヤマルは出場時間を減らすことに成功。それでもハットトリックにマニータ、ガビ復帰と良いことろが目立った週末。シャビ・エスパルトも足はつったもののフル出場できたし良いプレーもたくさん出ていたからこれからも期待できますね。
残念だったのはレヴィが得点を取れなかったこととバルドグジが気持ちいいプレーができなかったこと。フォワードは1度ゴールが決まり始めれば連続して点が取れることが多いし気長に待つしかない。
次節 CL ベスト16 2nd leg:VS ニューキャッスル in 聖地カンプノウ
3月1番の山場が来ました。
1週間前のアウェーではなんとか引き分けに持ち込めたことで2nd legは負担が少なく試合が進めれそう。
1st legの試合はこちらです。

カンプノウの収容人数が増えたことで圧倒的なホームコートアドバンテージを受け取れるとは思いますが、だからと言ってフィジカル重視のサッカーがなくなるわけではない。今こそしっかりボールを走らせてバルサらしく点を決めて準々決勝に進んでほしい。
Visca el Barça!Vamos Blaugrana!!


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