
ヤマルでフィニッシュ!開幕戦は3-0快勝で連覇へ向け発進
ラ・リーガ開幕戦
2025年8月17日(日)2:30 @ソン・モイシュ
観客:23,318人
主審:ルイス・ムニエル
FC Barcelona | RCDマジョルカ |
3 | 0 |
得点者 | |
⚽️ハフィーニャ(7分) | |
⚽️フェラントーレス(23分) | |
⚽️ヤマル(90+4分) | |
カード | |
🟨マテウ・モレイ(9分) | |
🟨マヌ・モルラレス(24分) | |
🟨🟥マヌ・モルラレス(35分) | |
🟥ペダト・ムリキ(39分) | |
🟨パブロ・トーレ(42分) | |
🟨ハフィーニャ(52分) | |
スターティングメンバー | |
GK ジョアンガルシア | GK レオナルド・ロマン |
RSB エリック・ガルシア | DF マテウ・モレイ |
CB アラウホ | DF ライージョ |
CB クバルシ | DF ホアン・モヒカ |
LSB バルデ | DF マルティン・モリエント |
MF ペドリ | MF マヌ・モラレス |
MF フレンキー・デ・ヨング | MF アントニオ・サンテェス |
MF フェルミン・ロペス | MF セルジ・ダルデル |
WG ラミン・ヤマル | MF パブロ・トーレ |
WG ハフィーニャ | MF 浅野拓磨 |
CF フェラントーレス | FW ペダト・ムリキ |
交代選手 | |
フェルミン・ロペス ↔︎ ダニ・オルモ(46分) | パブロ・トーレ ↔︎ ダニ・ロドリゲス(46分) |
バルデ ↔︎ ジョフレ・トレント(68分) | マテウ・モレイ ↔︎ オマール・マスカレル(46分) |
フェラン・トーレス ↔︎ ラッシュフォード(68分) | 浅野拓磨 ↔︎ マテオ・ジョゼフ(46分) |
クバルシ ↔︎ ガビ(68分) | セルジ・ダルデル ↔︎ ハン・サラス(83分) |
ハフィーニャ ↔︎ クンデ(77分) | ホアン・モヒカ(90+1分) |


試合レビュー
前半まとめ:先制と退場で試合を支配
7分:ラフィーニャの開幕弾⚽️
開始早々の7分、左サイドでボールを持ったラミン・ヤマルが得意のドリブルでマークを外すと、右足で柔らかなクロスを供給。ゴール前に走り込んだラフィーニャがタイミングよく飛び込み、鋭いヘディングでネットを揺らした。早い時間での先制点はバルサに大きな落ち着きをもたらし、試合の流れを一気に引き寄せる一撃となった。
23分:物議を呼んだフェランのミドル⚽️
23分、ペナルティエリア外でルーズボールを拾ったフェラン・トーレスが迷わず右足を振り抜く。強烈なミドルシュートは相手DFのブロックをかすめながらも軌道を変えず、ゴール左隅へ突き刺さった。このゴールシーンで問題になったのが、ゴール前のヤマルのシュートがDFライージョが頭でクリア。しかし、シュートの衝撃でライージョはそのままコートに倒れる。ただ、バルサの選手は当然プレーしゴール。マジョルカ側はプレー続行の判定に抗議したが、主審は得点を認め、バルサが早くも2点のリードを奪った。
予想外の退場で…
前半33分にモルラネスがラミン・ヤマルへのラフなチャージで2枚目のカードで退場。そして、39分にペダト・ムリキがGKジョアン・ガルシアの顔にハイキックをしてしまい、初めは🟨イエローカードだったが危険なプレーとして主審はVARを確認。結果としてVARで判定が変わりでレッドカードに変更。まさかの前半で2人目の退場となりクレとしてはマニータへの期待がめっちゃ高まりましたね。
後半まとめ:まさかの停滞からトドメは新10番⚽️
後半は2人多い数的優位にもかかわらず、バルセロナがなかなか追加点を奪えず停滞する時間が続いた。相手チームは4−4の2列のラインを引いてガッチリゴール前を守ることでバルサは攻撃のテンポは落ち、フリック監督もベンチから不満げな表情を見せる場面も多い。だが試合終了間際、流れを一変させたのは新10番ラミン・ヤマル。ゴール前で相手3人をかわし、右隅へ突き刺した一撃は、チームにとっても象徴的な「締めの一発」となった。
90+4分:モヤモアを吹き飛ばすのはエースの仕事⚽️
アディショナルタイム、試合はすでに勝敗が見えていたが、バルサの新10番は最後まで攻撃の姿勢を緩めなかった。ラミン・ヤマルは左サイドでボールを受けると、寄せてきたマジョルカの守備3人を次々とかわし、わずかなスペースを見逃さない。左足から放たれたカーブショットはゴール右隅に突き刺さり、観客席のモヤモア(停滞ムード)を一瞬で吹き飛ばした。9人で耐えていたマジョルカにとどめを刺したそのゴールは、まさに“エース”の証明となる一撃だった。
試合まとめ:9人相手に3-0、圧勝か停滞か
バルセロナはラフィーニャ、フェラン・トーレス、そして新10番ヤマルのゴールで3-0と快勝し、2025-26シーズンを白星でスタートさせた。前半のうちに2点を奪い、さらにマジョルカに2人の退場者が出たことで試合は事実上決着。後半は数的優位を生かし切れず停滞する時間もあったが、最後はヤマルが鮮やかな個人技で締めくくり、勝利を決定づけた。
しかし、ハンジ・フリック監督は「内容には満足していない」と強調。特に後半の攻撃のインテンシティ低下には課題が残った。それでも、守護神ジョアン・ガルシアがクリーンシートで終えた点は収穫と言えるだろう。
開幕戦を勝利で飾ったバルサだが、今後に向けては「数的優位でも攻め切る力」「試合を通した集中力」がテーマとなる。次戦以降で、この経験がどう生かされるのか注目したい。
次節:VS レバンテ、3年ぶりのラ・リーガ復帰
2025-26シーズン、ラ・リーガに帰ってきたクラブのひとつがレバンテだ。昨季2024-25シーズンのセグンダ・ディビシオン(2部)で優勝を果たし、同じく昇格したエルチェとともに、3年ぶりの1部復帰を決めた。
レバンテは昨季、強固な守備を武器にシーズンを戦い抜き、最終的に首位でフィニッシュ。攻撃面では爆発力こそ控えめだったが、失点の少なさで勝点を積み重ね、昇格を勝ち取った。特にホームでは安定感抜群の戦いぶりを見せ、ファンの期待を再び1部の舞台へとつなげた。
昇格に合わせてスタジアムの改修も進められており、トップリーグにふさわしい環境作りが着々と整えられている。クラブ全体として「再び1部に定着する」という強い意志を持ち、ピッチ内外で準備を進めてきた。
チームを率いるのはフリアン・カレロ監督。
彼の代名詞は「堅守速攻」。組織的な守備ブロックを築き、奪った瞬間に素早く前線へ展開するスタイルが特徴だ。昇格組らしく、1部ではまず守備から試合を安定させ、カウンターで牙をむく戦い方を選択してくるだろう。
次節バルセロナは、ボールを握る展開になることが予想される。しかし、レバンテの粘り強い守備を崩すには、サイドからの崩しやミドルレンジの精度が求められるだろう。数少ないチャンスを仕留めきれるかどうか…
今日みたいな試合であれば足元すくわれる可能性が高いから、修正を期待したいですね
Visca el Barça!Vamos Blaugrana!!
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