【試合レビュー】ラ・リーガ開幕戦| vs RCDマジョルカ:ヤマルでフィニッシュ!開幕戦は3-0快勝で連覇へ向け発進

出典先:https://www.fcbarcelona.jp/ja/football/first-team/photos/4342582/-0-3
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ヤマルでフィニッシュ!開幕戦は3-0快勝で連覇へ向け発進

ラ・リーガ開幕戦
2025年8月17日(日)2:30 @ソン・モイシュ
観客:23,318人
主審:ルイス・ムニエル

FC BarcelonaRCDマジョルカ
30
得点者
⚽️ハフィーニャ(7分)
⚽️フェラントーレス(23分) 
⚽️ヤマル(90+4分)
カード
🟨マテウ・モレイ(9分)
🟨マヌ・モルラレス(24分)
🟨🟥マヌ・モルラレス(35分)
🟥ペダト・ムリキ(39分)
🟨パブロ・トーレ(42分)
🟨ハフィーニャ(52分)
                     スターティングメンバー
GK  ジョアンガルシアGK   レオナルド・ロマン
RSB エリック・ガルシアDF     マテウ・モレイ
CB  アラウホDF       ライージョ
CB  クバルシDF     ホアン・モヒカ
LSB バルデDF マルティン・モリエント
MF  ペドリMF    マヌ・モラレス 
MF  フレンキー・デ・ヨングMF アントニオ・サンテェス
MF  フェルミン・ロペスMF    セルジ・ダルデル
WG  ラミン・ヤマルMF     パブロ・トーレ
WG  ハフィーニャMF        浅野拓磨
CF  フェラントーレスFW     ペダト・ムリキ
                        交代選手
フェルミン・ロペス ↔︎ ダニ・オルモ(46分)パブロ・トーレ ↔︎ ダニ・ロドリゲス(46分)
バルデ ↔︎ ジョフレ・トレント(68分)マテウ・モレイ ↔︎ オマール・マスカレル(46分)
フェラン・トーレス ↔︎ ラッシュフォード(68分)浅野拓磨 ↔︎ マテオ・ジョゼフ(46分)
クバルシ ↔︎ ガビ(68分)セルジ・ダルデル ↔︎ ハン・サラス(83分)
ハフィーニャ ↔︎ クンデ(77分)ホアン・モヒカ(90+1分)

試合レビュー

前半まとめ:先制と退場で試合を支配

7分:ラフィーニャの開幕弾⚽️

開始早々の7分、左サイドでボールを持ったラミン・ヤマルが得意のドリブルでマークを外すと、右足で柔らかなクロスを供給。ゴール前に走り込んだラフィーニャがタイミングよく飛び込み、鋭いヘディングでネットを揺らした。早い時間での先制点はバルサに大きな落ち着きをもたらし、試合の流れを一気に引き寄せる一撃となった。

23分:物議を呼んだフェランのミドル⚽️

23分、ペナルティエリア外でルーズボールを拾ったフェラン・トーレスが迷わず右足を振り抜く。強烈なミドルシュートは相手DFのブロックをかすめながらも軌道を変えず、ゴール左隅へ突き刺さった。このゴールシーンで問題になったのが、ゴール前のヤマルのシュートがDFライージョが頭でクリア。しかし、シュートの衝撃でライージョはそのままコートに倒れる。ただ、バルサの選手は当然プレーしゴール。マジョルカ側はプレー続行の判定に抗議したが、主審は得点を認め、バルサが早くも2点のリードを奪った。

予想外の退場で…

前半33分にモルラネスがラミン・ヤマルへのラフなチャージで2枚目のカードで退場。そして、39分にペダト・ムリキがGKジョアン・ガルシアの顔にハイキックをしてしまい、初めは🟨イエローカードだったが危険なプレーとして主審はVARを確認。結果としてVARで判定が変わりでレッドカードに変更。まさかの前半で2人目の退場となりクレとしてはマニータへの期待がめっちゃ高まりましたね。

後半まとめ:まさかの停滞からトドメは新10番⚽️

後半は2人多い数的優位にもかかわらず、バルセロナがなかなか追加点を奪えず停滞する時間が続いた。相手チームは4−4の2列のラインを引いてガッチリゴール前を守ることでバルサは攻撃のテンポは落ち、フリック監督もベンチから不満げな表情を見せる場面も多い。だが試合終了間際、流れを一変させたのは新10番ラミン・ヤマル。ゴール前で相手3人をかわし、右隅へ突き刺した一撃は、チームにとっても象徴的な「締めの一発」となった。

90+4分:モヤモアを吹き飛ばすのはエースの仕事⚽️

アディショナルタイム、試合はすでに勝敗が見えていたが、バルサの新10番は最後まで攻撃の姿勢を緩めなかった。ラミン・ヤマルは左サイドでボールを受けると、寄せてきたマジョルカの守備3人を次々とかわし、わずかなスペースを見逃さない。左足から放たれたカーブショットはゴール右隅に突き刺さり、観客席のモヤモア(停滞ムード)を一瞬で吹き飛ばした。9人で耐えていたマジョルカにとどめを刺したそのゴールは、まさに“エース”の証明となる一撃だった。

試合まとめ:9人相手に3-0、圧勝か停滞か

バルセロナはラフィーニャ、フェラン・トーレス、そして新10番ヤマルのゴールで3-0と快勝し、2025-26シーズンを白星でスタートさせた。前半のうちに2点を奪い、さらにマジョルカに2人の退場者が出たことで試合は事実上決着。後半は数的優位を生かし切れず停滞する時間もあったが、最後はヤマルが鮮やかな個人技で締めくくり、勝利を決定づけた。

しかし、ハンジ・フリック監督は「内容には満足していない」と強調。特に後半の攻撃のインテンシティ低下には課題が残った。それでも、守護神ジョアン・ガルシアがクリーンシートで終えた点は収穫と言えるだろう。

開幕戦を勝利で飾ったバルサだが、今後に向けては「数的優位でも攻め切る力」「試合を通した集中力」がテーマとなる。次戦以降で、この経験がどう生かされるのか注目したい。

次節:VS レバンテ、3年ぶりのラ・リーガ復帰

2025-26シーズン、ラ・リーガに帰ってきたクラブのひとつがレバンテだ。昨季2024-25シーズンのセグンダ・ディビシオン(2部)で優勝を果たし、同じく昇格したエルチェとともに、3年ぶりの1部復帰を決めた。
レバンテは昨季、強固な守備を武器にシーズンを戦い抜き、最終的に首位でフィニッシュ。攻撃面では爆発力こそ控えめだったが、失点の少なさで勝点を積み重ね、昇格を勝ち取った。特にホームでは安定感抜群の戦いぶりを見せ、ファンの期待を再び1部の舞台へとつなげた。
昇格に合わせてスタジアムの改修も進められており、トップリーグにふさわしい環境作りが着々と整えられている。クラブ全体として「再び1部に定着する」という強い意志を持ち、ピッチ内外で準備を進めてきた。
チームを率いるのはフリアン・カレロ監督
彼の代名詞は「堅守速攻」。組織的な守備ブロックを築き、奪った瞬間に素早く前線へ展開するスタイルが特徴だ。昇格組らしく、1部ではまず守備から試合を安定させ、カウンターで牙をむく戦い方を選択してくるだろう。

次節バルセロナは、ボールを握る展開になることが予想される。しかし、レバンテの粘り強い守備を崩すには、サイドからの崩しやミドルレンジの精度が求められるだろう。数少ないチャンスを仕留めきれるかどうか…
今日みたいな試合であれば足元すくわれる可能性が高いから、修正を期待したいですね

Visca el Barça!Vamos Blaugrana!!

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