次節第5節|ホームで迎えるヘタフェCF戦、カンプノウへの帰還はいつになるのか

待ちに待ったラ・リーガ第5節、バルセロナがホームでヘタフェ戦に挑む。
「堅守vs高得点」「フィジカルvs技術」──両者の特徴がぶつかるカードは、ここ数年いつも緊張感のある展開となってきた。
若手と新戦力の融合、そして欠場者をどうカバーするかが見どころだ。

目次

試合概要

  • キックオフ時間:2025年9月21日(日)21:00 UTC(現地時間)
            2025年9月22日(月)午前4:00(日本時間)
  • 会 場:ヨハン・クライフ・スタジアム(ホーム)
  • 大会名:ラ・リーガ第5節
  • 放送・配信情報:(DAZN/U-NEXT)

対戦相手の現状と直近の成績

ヘタフェCFは今シーズンのラ・リーガで好調なスタートを切っている。
開幕からわずか1敗のみで勝ち点を積み上げており、勢いに乗った状態でバルセロナに来る。堅守速攻を持ち味とするヘタフェが、エスタディオ・ヨハン・クライフのピッチでどのように戦うか注目される。

指揮を執るホセ・ボルダラス監督は守備をベースにしながらも攻守の切り替えが非常に早いチームとして結果を残している。彼の哲学は「コンパクトな守備組織とリスク管理を徹底しつつ、高い位置でボールを奪いに行く」ことにある。

直近4試合の結果
9月13日:ヘタフェ 2-0 レアル・オビエド(勝利)
・8月29日:バレンシア 3-0 ヘタフェ(敗北)
・8月20日:ヘタフェ 2-1 セビージャ(勝利)
・8月13日:ヘタフェ 2-0 セルタ・デ・ビーゴ(勝利)

大崩れすることなく安定感を保っており、特に守備の堅さと効率的な試合運びが際立つ。

チームの成績
順 位:6位
成 績:3勝1敗
勝ち点:勝ち点9
得 点:6
失 点:4
得失点差:+2。

フォーメーションと守備
・基本システムは5-3-2。
・守備時にはチーム全体がコンパクトにまとまり、ゾーンを意識した守りを徹底。
・単に引いて守るだけではなく、ボール奪取の局面では積極的に前からプレスを仕掛けるのが特徴。

攻撃への切り替え
・ボールを奪った後は、素早い縦への展開とカウンターが武器。
・サイドからの攻撃を重視しており、仮に奪われてもすぐにコンパクトに戻れる設計がなされている。
・危険なエリアでのボールロストを避けつつ、効率的にチャンスを作る戦い方を徹底している。

注目選手と要警戒ポイント

攻撃のキーマン:ボルハ・マジョラル

ヘタフェ攻撃陣の中心は、背番号9のボルハ・マジョラルだ。最前線で起点となりつつ、カウンターでは素早い裏抜けと俊敏な動きで相手守備陣を揺さぶる。今シーズンも複数ゴールを挙げており、チーム好調の立役者となっている。

また、得点面ではアルベルト・リスコも存在感を放っており、攻撃はマジョラルに依存しすぎない点も特徴だ。

バルセロナにとっては、マジョラルの一瞬の動き出しと決定力をどう封じるかが勝敗のカギとなるだろう。

中盤の心臓:

中盤では バティスト・サンタマリア が要となる。新加入ながら守備的MFとして存在感を示し、豊富な経験とフィジカルを活かして中盤を締める。彼が中盤でバランスをとることで、後方と前線をつなぐ役割を果たしている。

同じく ハビ・ゲラ も見逃せない。クラブ下部組織出身でスペイン代表候補に名を連ねる若手ボランチ。高い運動量と縦への推進力でセカンドラインから飛び出してくるため、油断すると中盤を支配されかねない。

守備の要:ジェネとダビド・ソリア

ヘタフェの堅守を支えるのが、ジェネ(DF)ダビド・ソリア(GK)だ。

センターバックのジェネは、フィジカルの強さと空中戦、そして危機察知能力に優れたディフェンスリーダーであり、ボルダラス監督の守備戦術の要となっている。

一方、ゴールを守るダビド・ソリアは長年にわたり正守護神を務め、数多くのクリーンシートを記録してきた実力者。最後尾から守備陣を統率し、安定感をもたらしている。

この2人の存在が、今季のヘタフェの強固な守備を支える柱となっている。

バルサとの過去対戦成績

ここ10年以上の対戦成績では、FCバルセロナがヘタフェに大きく勝ち越している。両クラブの直接対決は通算34試合あり、バルサが24勝・ヘタフェが2勝・引き分け8試合と、数字の上では圧倒的な優位を示している。

得点データの比較
バルセロナの平均得点:2.28/試合
ヘタフェの平均得点:0.52/試合

この数字からも両チームの攻撃力には大きな差があることが分かる。

直近の対戦成績は、過去8試合のうち7試合は1点差以内か引き分けで終わっており、スコアが大きく動かない拮抗した展開が多いのも事実だ。ヘタフェの守備的な堅さが、バルサにとって常にやっかいな壁となっている。

実際に2020/21シーズンには、ヘタフェが1-0でバルサを下す番狂わせも演じている。

全体としてバルサが圧倒しているものの、ヘタフェ戦は「ロースコアで緊張感のある試合」になりやすい。今節も簡単な戦いにはならない気がしますね。

対戦成績:直近10試合

シーズン開催場所・日時スコア
2024-25アウェイ・2025年1月19日ヘタフェ  1-1 バルセロナ
2024-25ホーム・2024年9月26日バルセロナ 1-0 ヘタフェ
2023-24ホーム・204年2月25日バルセロナ 4-0 ヘタフェ
2023-24アウェイ・2023年8月14日ヘタフェ  0-0 バルセロナ
2022-23アウェイ・2023年4月16日ヘタフェ  0-0 バルセロナ
2022-23ホーム・2023年1月23日バルセロナ 1-0 ヘタフェ
2021-22アウェー・2022年5月16日ヘタフェ 0-0 バルセロナ
2021-22ホーム・2021年8月30日バルセロナ 2-1 ヘタフェ
2020-21ホーム・2021年4月23日バルセロナ 5-2 ヘタフェ
2020-21アウェー・2021年10月18日ヘタフェ 1-0 バルセロナ

この結果を見る限り早めに先制しダメ押しをするとバルサの勝利は硬そうですが、攻めあぐねると終盤までハラハラした展開になりそうですね…

昨シーズンのハイライト

試合の見どころ

明日のバルセロナ対ヘタフェ戦は、**「堅守 vs 攻撃力」**という構図が際立つ一戦となる。大きな注目ポイントは以下の3つだ。

1. 守備力と試合展開

ヘタフェは規律ある守備を武器にしており、直近8試合のうち7試合が1点差以内か引き分けと、バルセロナを苦しめてきた。特に5-3-2をベースにした堅守とフィジカルの強さは健在で、今回も接戦になる可能性が高い。

2. バルセロナのコンディションとメンバー

バルサはヤマル、バルデ、ガビを負傷で欠いている状況。左サイドには、先日のCLニューカッスル戦で結果を残したラッシュフォードジェラール・マルティンの先発起用が有力視されている。主力の欠場をどうカバーするかが試合のカギだ。

3. 戦術的な見どころ

バルセロナはボール保持とサイド攻撃を軸に、ヘタフェは素早い切り替えとカウンターで対抗する構図が予想される。また、両チーム合わせて平均約10本のコーナーキックが出やすい傾向もあり、セットプレーが試合を左右する可能性も高い。

まとめ

予想スコアは1-0や2-1と拮抗した展開が濃厚。バルサが3点目を奪えれば勝利の可能性は一気に高まるが、ヘタフェも好調と堅守を武器に決して侮れない相手だ。まさに**「堅守 vs 高得点」「フィジカル vs 技術」**という多面的な見どころが詰まった試合になる可能性がでかいですね。

そして何はともあれ試合とは別ですが、とにかく早くカンプノウで試合するバルサが見たいですね
進捗状況についてはこちらの動画をどうぞ。

Visca el Barça!Vamos Blaugrana!!

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