「バルサ再始動の夏|ニコ退団、カンプ・ノウ復活、そしてラシュフォード獲得の可能性」

“伝統”と“未来”の両方に手を伸ばしているバルサ。
ついに、今夏2人目の新戦力が加入間近となっている。
アスレティック・ビルバオの快速ウインガー、ニコ・ウィリアムズが退団を表明し、バルサ入りが現実味を帯びてきた。
一方で、プレミアリーグのスター、マーカス・ラシュフォードへの関心も報じられ、クラブの再構築は着実に進んでいる。

そして、長らく改修工事が続いていたSpotify Camp Nouは、ファン・ガンペール杯での復活が正式に決定。
この夏、“帰ってくるカンプ・ノウ”、そして“加わる若き才能とスター候補”たち。
クラブの再起を象徴する「3つのトピック」から、ラポルタ体制の次なる一手を読み解いていこう。

目次

ニコ・ウィリアムズ、アスレティック退団を表明

6月25日、ついにアスレティック・ビルバオの快速ウインガー、ニコ・ウィリアムズがクラブに対して退団の意思を正式に伝えたと報じられた。
長らくバルサ移籍の噂が絶えなかったが、これにより“ニコ to バルサ”の可能性は一気に現実味を帯びている。

スペイン代表としてもユーロ2024で存在感を示す中、彼の評価は急上昇。
特にラミーヌ・ヤマルとの「新時代ウィングコンビ」は、すでにバルセロニスタたちの間でも夢のような構想として語られている。

ちなみにニコの昨シーズンの成績はこちら

🥅攻撃数値 クリエイティブ(攻撃の演出)数値ディシプリン(規律性)数値
出場時間1,998分パス成功率79.4%イエロー1枚
ゴール5キー・パス/90分1.83被ファウル/90分1.69
アシスト5xA/90分0.25犯したファウル/90分0.75
シュート/90分1.88パス本数/90分26.4
Non-Pen xG/90分0.31

年間の成績を数字だけで見るととても5,800万€(約100億円)という数字が妥当とは言えないのが正直なところ。
しかし、ニコのメリットについてこちら

・22歳ということを考えると今後の伸びしろはたっぷり
・左右どちらのウイングも可能
・バルサにはスペイン代表が多いから馴染みやすい
・リーが経験者だから雰囲気に慣れている


ただし、クラブ間交渉は簡単ではない。
バルサはFFP(ファイナンシャル・フェアプレー)の制約下にあり、契約解除金である約5,800万ユーロ(約100億円)をどう工面するかが鍵となる。
支払いは現金一括が原則とされており、売却やスポンサー収入など、他の動きと連動させる必要がある。

また、スペイン国内メディア「Cadena SER」は、バルサ側のアプローチに対し「やり方が汚い」「選手に無理なプレッシャーを与えている」と批判的。
バルサにとっては“欲しい選手”であると同時に、“クラブとしての姿勢”も問われる移籍劇となりそうだ。

そして移籍が確定した場合は背番号どうなるんだろう…
アスレティックでは10番、スペイン代表では11とか番。バルサに移籍した場合は何番かなぁ
10番はヤマルになる可能性が高いし、11番は絶好調ハフィーニャだし。
個人的にはウイングだし、大好きな2010年前後に活躍してビックイヤーも掲げたことのあるペドリと同じ17番がいいかなぁ

ラシュフォード獲得は“現実的な夢”か?

移籍市場では時々出てくるこの移籍話し。
バルサは永久移籍ではなく、あくまで「レンタル移籍+給与一部負担」を条件に提示していると報じられています。さらに「買い取り義務なし」という“無理のない”方式が唯一の道とクラブ上層部(Decoら)が選手側に伝えているとのことです。
ただ、マンチェスター・Uは27歳のラシュフォードを完全移籍で売却する場合、約4,000万ポンド(約56億円)を目指しており、バルサと溝があるため、ローンで妥協点を探っているようです。
個人的には年齢や近年のパフォーマンスを見る限りはお金を払ってまで獲得したい選手ではないのかなぁと思います。

「バルサ移籍は自分の“夢”」と語ったとも言われ、本人が強い意思を持っている点は後押し材料になりますがどうなることか…

ただ左右両方と中央でプレーできるのはサブとしては魅力的。
だからと言ってフェラントーレスを放出してまで獲得したいかと言われれば…

また動向を追っていきたいと思います。

Spotify Camp Nou、8月10日に復帰へ

公式HPで長らく大規模改修中だったカンプ・ノウが、2025年8月10日のファン・ガンペール杯でついに部分開放されることが正式決定した。改修工事は2023年夏から続いており、本来の完成は2026年夏とされていたが、今季プレシーズンマッチに合わせて以下の形で“帰還”する運びだ。

開催日:2025年8月10日
イベント:ジョアンガンペール杯
収容人数: 約6万人
工事内容:新たに可動式屋根、拡張VIPラウンジ、デジタル化照明システム導入、内外装ともにモダン化

FCバルセロナが「ホームに帰ろう、vibrem」をキーメッセージに打ち出した、めちゃくちゃエモいキャンペーンをスタートしたよ!
クラブと僕たちサポーター、市街地、そして世界中のファンが一緒に“振動”する──そんな一体感を目指して、市内やデジタルで様々なアクションが次々と展開されるみたい。
すでにいくつかの取り組みはお目見えしているけど、これからもっとアツい企画が待っているはず。詳細は公式チャンネルで随時アップされるそうだから、しっかりフォローしてチェックしようね!

下記のリンクからは工事中のスタジアムの写真がたくさん見れますよ

https://www.fcbarcelona.jp/ja/club/photos/4294375/spotify

【まとめ】

この夏の“バルサ再始動”は、まさに“過去”と“未来”をつなぐ架け橋のようだ。
ニコ・ウィリアムズという新たな翼が加わる可能性が高くなり、伝統のカンプ・ノウが再びファンの声に揺れ動き、さらにマーカス・ラシュフォードというもう一人のスター候補がちらつく──。
これから迎える8月10日のガンペール杯は、単なるプレシーズンマッチではなく、ラポルタ政権下で進むクラブ改革の第一歩。
“伝統”に敬意を払いながら、“未来”への挑戦を恐れないバルサの夏を、僕たちもその目で見届けよう。

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