
守護神が守り最後は決定力で勝ち点3
ラ・リーガ第18節
2026年1月3日(土)21:00(現地時間) @ステージ・フロント・スタジアム
観客:36,283人
主審:ビクトル・ベルドゥラ
| FC Barcelona | エスパニョール |
| 2 | 0 |
| ⚽️得点者⚽️ | |
| ⚽️ダニオルモ(86分) | |
| ⚽️レヴァンドフスキ(90分) | |
| 🟨警告者🟥 | |
| 🟨ポル・ロサーノ(78分) | |
スターティングメンバー
| FCバルセロナ | エスパニョール | ||
|---|---|---|---|
| ポジション | 選手名 | ポジション | 選手名 |
| GK | ジョアンガルシア | GK | マルコ・ドミトロビッチ |
| RSB | クンデ | RSB | オマール・エルヒラリ |
| CB | クバルシ | CB | フェルナンド・カレロ |
| CB | ジェラールマルティン | CB | レンドロ・カブレラ(C) |
| LSB | バルデ | LSB | カルロス・ロメロ |
| MF | エリックガルシア | LWB | ティリス・ドーラン |
| MF | デ・ヨング(C) | MF | ポル・ロサーノ |
| MF | ラフィーニャ | MF | ウルコ・ゴンザレス |
| WG | ヤマル | MF | ペレ・ミジャ |
| WG | ラッシュフォード | FW | ロベルト・フェルナンデス |
| CF | フェラントーレス | FW | エドゥ・エスポジト |
| 交代選手 | |
| フェルミンロペス ↔︎ ラッシュフォード(46分) | ジョフレ・カレーラス↔︎ エドゥ・エスポジト(60分) |
| フェラントーレス ↔︎ レヴァンドフスキ(64分) | キケ・ガルシア ↔︎ ロベルト・フェルナンデス(75分) |
| ラフィーニャ ↔︎ ダニオルモ(64分) | ラモン・テラツ↔︎ ティリス・ドーラン(82分) |
| ジェラールマルティン ↔︎ ペドリ(64分) | ハビ・プアド↔︎ ペレ・ミジャ(82分) |
| ↔︎(分) | ↔︎ (分) |


試合レビュー
前半まとめ:主導権は握るも、決定機を作れず
バルセロナのキックオフで試合がスタート。
開始直後、ホームのエスパニョールは強度の高いプレッシングを仕掛けてきたが、それも長くは続かない。およそ2分ほどで前線からの圧力を緩め、4-1-4-1のブロックを敷いてショートカウンター狙いへと明確に舵を切る。
ボールを持たされる展開となったバルセロナは、最終ラインでは安全にボールを動かせるものの、敵陣に入った途端に一気にボールホルダーへの寄せが厳しくなる。
保持はできているが、前進の質が問われる展開だ。
左ウイングにはラッシュフォードが入っている影響もあり、バルデはややオーバーラップを自重。サイドの幅は保てているものの、深さまではなかなか出せない。
そして、守護神ジョアン・ガルシアがボールを持つたびに、スタジアム全体から大きなブーイング。完全にアウェーの空気に包まれる。
19分、ハーフウェイライン付近から一本の縦パスでカウンターを発動され、この試合最初の大きなピンチ。
しかしここはジェラール・マルティンが粘り強く対応し、最後はジョアン・ガルシアがビッグセーブ。
当然のように、スタンドからは再びブーイングが響く。
27分、ペナルティエリア付近でヤマルにカルロス・ロメロが寄せるも、ルーレットで鮮やかにかわして左足一閃。
放物線を描いたシュートは惜しくも枠を捉えられず。それでも、スタジアムがざわつくには十分なプレーだった。
一方で、今季のラフィーニャはトップ下ではやや空気になりがちなのも事実。
それでも最終的に結果を残してしまうあたりが、この選手の“持っている”ところではあるが…
37分、ラッシュフォードのフリーキックにフェラン・トーレスが頭で合わせるも、これも枠外。
39分にはエスパニョールの決定機。
左サイドからロメロが上げたクロスにミジャがドンピシャで合わせるが、守護神ジョアン・ガルシアが至近距離で右手一本のスーパーセーブ。
単に手の位置にボールが来たのではなく、「来る場所に手を伸ばしている」反応速度は圧巻だった。
これにはブーイング一色だったエスパニョールサポーターも、思わず静まり返る。
その直後、右CKの競り合いでエリック・ガルシアとカブレラが頭同士で接触し、両選手が出血。
数分間の治療の末、2人ともピッチに戻ってきたのは不幸中の幸いだった。
アディショナルタイム5分を含め、試合は動かず前半終了。
後半まとめ:パラドン、パラドン、パラドンの先に訪れた“いつもの形”
後半開始と同時に、バルセロナはラッシュフォードに代えて フェルミン・ロペス を投入。
フェルミンがトップ下に入り、ラフィーニャ は左WGへ配置転換となる。
これによりラフィーニャは縦へのランニングが使いやすくなり、攻撃の選択肢が明らかに増えそうな配置だ。
54分、バルセロナにこの試合初めてのビッグチャンス。
左CKのこぼれ球を、最も遠い位置にいた ジュール・クンデ が頭で合わせる。
シュートはしっかり枠を捉えていたが、GK マルコ・ドミトロビッチ がパラドン(ビッグセーブ)。先制のチャンスを逃す。
直後の55分、今度はエスパニョール。
エリア内に侵入され ロベルト・フェルナンデス が右足を振り抜くも、ここも 守護神ジョアン・ガルシア が阻止。
さらに波状攻撃を受け、スタジアムの後押しも相まって押し込まれる時間帯が続く。
63分には決定的なピンチ。
ジェラール・マルティンとクンデのマークを振り切ったロベルト・フェルナンデスが抜け出し、守護神と1対1。
キックフェイントで体勢を崩し左へ持ち出すも、守護神ジョアン・ガルシアが右手一本でボールをかき出す。
まさに守護神の名にふさわしいプレーだ。
64分、バルセロナは勝負に出る。
フェラントーレス、ラフィーニャ、ジェラールマルティンを下げ、
ロレヴァンドフスキ、ダニオルモ、ペドリ を一気に投入。
エリックガルシアが左CBに入り、ドブレ・ピボーテは フレンキー・デ・ヨング とペドリ。
フェルミンは左WGへ移動し、オルモがトップ下に入る形となった。
69分、再びロベルト・フェルナンデスがエリア内で右足を振り抜くが、ここも守護神がパラドン。
70分には左CKの流れからエリック・ガルシアが押し込むも、今度はドミトロビッチのパラドン。
もうこの試合、GKが凄すぎて“パラドン”しか語彙がない笑
80分を過ぎてもエスパニョールは強度も走力も落ちず、バルサはなかなか決定機を増やせない。
引き分けでも御の字、そんな空気が漂い始めた中で試合は終盤へ。
そして86分、均衡がついに破れる。
フレンキーの縦パスをフェルミンロペスが中央で見事に収め、ターンからドリブルで前進。
ペナルティエリア手前で3人に囲まれると、左へ展開。
復帰したダニ・オルモがダイレクトで右足を振り抜くと、巻いたボールがゴール右隅へ一直線。
バルセロナが先制、スコアは1-0。ダニオルモはゴール後に左肩を脱臼した14節以来の復帰戦で見事なゴールで今シーズン5ゴール目。
押し込まれ続けた試合で、最後にこれが来る。
「今日は引き分けで十分かも」と思った瞬間に決まるゴールほど、嬉しいものはない。
さらに90分、畳みかける。
ヤマル のパスをフェルミンが右サイドで受け、そのままエンドライン際まで侵入。
一歩内側に持ち出してマイナスの折り返し。
そこへ走り込んだレヴァンドフスキがきっちり押し込み 2-0。13節のアスレティック戦以来のゴールで今シーズン9ゴール目。
再開後、スタジアムでは一気に帰路につく観客が増え、空席が目立ち始める。
アディショナルタイムを経て、試合終了のホイッスル。
試合まとめ:守護神が作り、決定力が仕留めた一勝
今日の試合は、MVPにも選ばれた ジョアン・ガルシア が試合を作り、ダニ・オルモ と ロベルト・レヴァンドフスキ が試合を決めた一戦だった。
クリスマス休暇明けということもあり、試合勘が戻りきらない選手も見受けられたが、
調子の良い選手たちが要所を締め、最終的には勝ち切った点は評価したい。
新年最初の試合でしっかりと勝ち点3を積み上げられたこと自体が、最高のスタートだ。
最後に、エスパニョールの攻撃陣に決定力がなかったのではない。
今日はバルセロナの守護神が“本物の神”だった、そう言い切れる内容だった。
そしてリーガ連続複数得点の試合は9試合連続、クリーンシート(失点0)は3試合連続に更新。
次節20節:VS R・ソシエダ戦 in レアレ・アレーナ
リーガ折り返しの初戦
アウェーでのソシエダ戦、スペイン代表FWのオヤルサバルを得点源としているが連携がうまくいっておらず17節終了時点で17位と低迷中。日本期待の久保建英も今シーズンは2ゴール1アシストとパフォーマンスが低いのがとても残念なところ(同じ日本人としては残念だがバルサファンとしては次節までは大人しくしていてほしい)。
何はともあれミッドウィークからサウジアラビアでのスーペルコパのため遠征。12日に決勝があるのできっちり2試合勝利して1つ目のカップを手にしてソシエダ戦を迎えたいところ!!
Visca el Barça!Vamos Blaugrana!!


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