次節CL第2戦|ホームに迎える覇者PSG

因縁深き強豪・パリ・サンジェルマン(PSG)。
バルセロナにとって、この一戦はグループステージ突破の行方を左右する、まさに“真価が問われる試合”となります🔥

リーグ戦では攻撃陣が絶好調のバルサ。一方のPSGはリーグ・アン首位と好調を維持しながらも、主力に負傷者が続出し、戦力面で苦しい状況にあります。
両チームはこれまで13回対戦し、5勝4敗4分と互角の戦績。あの「レモンターダ(6−1の大逆転)」や昨季の激闘など、常にドラマと歴史を刻んできた宿命のカードです。

今回は、そんな両雄がヨーロッパの大舞台で激突。
攻撃力で圧倒するバルサか、堅守で応戦するPSGか──
見逃せない一戦の見どころと試合展望を、徹底的に解説していきます

目次

試合概要

  • キックオフ時間:2025年10月1日(水)21:00 UTC(現地時間)
            2025年10月2日(木)午前4:00(日本時間)
  • 会 場:エスタディオ・オリンピックスタジアム(ホーム)
  • 大会名:チャンピオンズリーグ開幕戦
  • 放送・配信情報:(WOWOW)

対戦相手の現状と直近の成績

直近のリーグ・CLでの成績

PSGはリーグ・アンで現在首位に立っており、6試合を終えて5勝1敗、得点12、失点4という成績を収めています。直近の試合では、9月27日にオセールに対して2-0で勝利し、前の試合ではアタランタに4-0で勝利しています。これにより、チャンピオンズリーグのグループステージでも良好なスタートを切っています。

戦術の傾向

ルイス・エンリケ監督の下、PSGは攻撃的な4-3-3フォーメーションを採用しています。この戦術はポゼッションを重視し、ボールを保持しながら相手の守備を崩すことを目指しています。特に、前線からのプレスを強化し、相手のミスを誘発することに成功しています。また、サイド攻撃を活用し、ウイングの選手が1対1の状況を作り出すことが多いです。

主要選手のコンディション

現在、PSGは怪我人が多く、特にウスマン・デンベレ、ジョアン・ネベス、マルキーニョス、デジレ・ドゥエなどの主要選手が欠場しています。これにより、チームの戦力が薄くなっており、特にバルセロナ戦を控えた状況では選手起用に苦慮しています。最近の試合では、ヴィティーニャやクヴァラツヘリアも負傷交代しており、選手層の厚さが試される局面です。

監督の戦略の特徴や直近のフォーメーション

ルイス・エンリケ監督は、攻撃的なスタイルを貫きつつ、選手の特性を活かした柔軟な戦術を展開しています。特に、ボールを保持する際には両サイドバックを高い位置に配置し、攻撃の幅を広げることが特徴です。また、選手交代による戦術的な変更も頻繁に行い、試合の流れに応じた適応力を見せています。直近のフォーメーションは4-3-3で、攻撃的なミッドフィルダーとウイングが連携し、前線の選手が流動的に動くことで相手の守備を崩すことを狙っています。

このように、PSGは現在、リーグ・アンとチャンピオンズリーグでの好調を維持しつつ、怪我人の影響を受けながらも戦術的な柔軟性を持って戦っています。今後の試合において、選手のコンディションや戦術の適応が鍵となるでしょう。

注目選手と要警戒ポイント

攻撃のキーマン:2人とも欠場する可能性あり

ファビアン・ルイス:
ルイスは攻撃の中心的な役割を果たしており、ボールを持った際のドリブルやパスの精度が高いです。彼のプレースタイルは、相手の守備を崩すための重要な要素であり、特に中盤でのボール保持と展開力が求められます。ルイスは、前線の選手たちに対して効果的なパスを供給し、攻撃の起点となることが期待されています。

クヴァラツヘリア:
ジョージア代表のウイングであるクヴァラツヘリアは、スピードとドリブル能力に優れ、相手ディフェンダーを翻弄することができます。彼の突破力は、PSGの攻撃において非常に重要であり、サイドからの攻撃を活性化させる役割を担っています。特に、1対1の状況での強さが際立っています

守備の要:

ルーカス・ベラルド:
ベラルドはPSGの最終ラインを支える左利きセンターバックで、守備の安定感とビルドアップ能力を兼ね備えた選手です。相手のプレスをいなす足元の技術が高く、ラインコントロールやカバーリングの意識も非常に成熟しています。若手ながら冷静な対応が持ち味で、裏へのボールにも素早く対応できる点は、バルサの速攻を止める上で重要な役割を担うでしょう。特にレヴァンドフスキやラッシュフォードとの1対1では、守備の読みと間合いの詰め方が試合の流れを左右する可能性があります。

ルーカス・シュヴァリエ:
新守護神として今季からPSGのゴールを守るシュヴァリエは、反応速度とシュートストップに優れた若きGKです。ドンナルンマ移籍後という重圧の中でも、安定したセービングでチームの信頼を着実に勝ち取っています。特に至近距離のセーブや素早い飛び出しでピンチを救う場面が多く、守備陣に安心感を与える存在です。バルサの細かいパスワークから生まれる決定機をどこまで防げるかが、試合結果を大きく左右するポイントになりそうです。ます

バルサとの振り返り

バルセロナとPSGは、これまでに13試合で対戦しており、戦績は
👉 バルセロナ:5勝
👉 PSG:4勝
👉 引き分け:4
と、まさに互角の勝負が続いてきました。

バルセロニスタとして忘れられないのは、やはり2016−17シーズンの伝説的な一戦。
アウェイでまさかの 0−4 の惨敗を喫した後、ホームで迎えたセカンドレグでは、ネイマールの大活躍によってロスタイムに6−1の逆転勝利を収めました。あの「レモンターダ(大逆転)」は今も語り継がれる歴史的瞬間ですね。

さらに記憶に新しいのが、2023−24シーズンのCL準々決勝。
ファーストレグではアウェイで勝利し、ホームでも先制点を奪って順調な試合運びに見えましたが、アラウホの一発退場で試合が崩れ、逆転負けで敗退という苦い結末を迎えました。
これもまた、バルサとPSGの対戦が常にドラマに満ちていることを象徴する試合だったと言えるでしょう。

試合の見どころ

攻撃力 vs 守備力のスタイルの真っ向勝負

今季のバルセロナはリーグ戦で平均3得点を記録しており、攻撃陣は絶好調。一方のPSGは、リーグ・アンでここまで最少失点を誇る堅守を武器にしています。PSGはボールポゼッションも高く攻撃力も強力ですが、怪我人も多いことから守備に重きカウンター重視で来ることも予想されます。

負傷者の影響と控えの出来

バルセロナは現在、守護神テア・シュテーゲンやハフィーニャが負傷中。ヤマルは復帰しており今回はスタメンで来るとは思いますが、先日のソシエダ戦を見ても全力プレーは行えないようにも思えておりコンディション面は万全とは言えないと思います。
対するPSGもコンディション調整が難しい時期で、ターンオーバーの影響がどう出るか注目されます。
つまり、ベンチメンバーが勝敗を決定づける展開になる可能性もあります。

バルカの試合予想

今回の一戦、バルカの試合予想はズバリ──
3−1でバルセロナの勝利!
その理由は、今季のバルサが見せている「守備の安定感」と「攻撃力の爆発力」の両立にあります。

今シーズン、バルサはクリーンシート(無失点試合)こそ多くはないものの、最終ラインの安定感は例年以上です。
特にフリック監督が導入している柔軟な守備戦術は非常に効果的で、相手のスタイルに応じてプレスラインやブロックを自在に変化させています。
その結果、複数失点する試合がほとんど見られないのが特徴です。
PSGの攻撃陣を相手にしても、守備崩壊するイメージは湧きません。

攻撃力は申し分なし。PSGの守備陣を崩せる

一方、攻撃面では今のバルサに死角はほとんどありません。
ヤマルやフェラン・トーレス、ラッシュフォードといった攻撃陣は好調を維持しており、中盤からのサポートも厚い。
さらに、PSGは現在主力にケガ人が続出している状況で、フルメンバーとは言えない布陣です。
この状態のPSGに対してなら、3得点は十分現実的なスコアでしょう。

試合展開のイメージ

理想的な展開としては、前半〜中盤にかけてバルサが一気にギアを上げて制・追加点・ダメ押しの3得点を重ねる展開です。
後半は選手交代を行いながらペースコントロールし、終盤に1失点を許しつつも危なげなく逃げ切る。
そんな流れを期待したいですね。

この試合で“完勝”できなければ先は厳しい

今のPSGは、確かに戦力的に100%ではありません。
だからこそ、ここでしっかりと内容でも結果でも圧倒して勝ち点3を奪うことが重要になります。
このレベルの相手に完勝できないようでは、シーズン後半に待ち受ける欧州のビッグクラブとの連戦で勝ち上がるのは難しいでしょう。
チームの完成度を示す意味でも、ここは絶対に落とせない一戦です🔥

バルセロナが主導権を握り、ホームで堂々の勝利を飾る姿──
その瞬間を信じて、キックオフを待ちましょう!

Visca el Barça!Vamos Blaugrana!!

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