「2025アジアツアー全試合&バルジ加入?プレシーズン最新まとめ」

いよいよ始まる2025年夏のバルセロナ・プレシーズン。新監督ハンジ・フリック体制で挑むアジアツアーは、7月下旬に日本・韓国を舞台に開幕。
一方、注目の補強として浮上しているのがコペンハーゲンの逸材ルーニー・バルジ。2024年5月 に前十字靱帯断裂という大きな負傷をし長期離脱しておりますが若い逸材として注目される彼の動向にも目が離せません。
本記事では、ツアーの全日程・会場・注目ポイントとともに、バルジ移籍の可能性までを一気にまとめて解説します。

目次

バルサ、アジアへ出陣!プレシーズン準備の全容

ツアー名義とスポンサー

2025年のプレシーズンは、「Blaugrana Tour, Asia Edition by Philips Ambilight TV」というタイトルで開催されることが発表されました。
タイトルにもなっているPhilips社は、2023年5月からFCバルセロナの公式ライティング・テクノロジーパートナーであり、今回のアジアツアーでは左袖スポンサーとしてもユニフォームに登場予定です。
報道によると、この契約は総額3000万ユーロ(約45億円)の3年契約に、さらにオプションで2年間の延長があり、その場合は追加で2600万ユーロが支払われる可能性があるとされています。

また、本ツアーはSpotifyとのメインスポンサー契約、Nikeとのキット契約を軸に、「アジア市場へのブランド戦略」の一環として位置づけられており、バルサが今後さらにグローバル展開を強化していくことを示す象徴的なイベントにもなっています。

なお、Philipsは**「Ambilight TV」のアジア版プロモーション**として、ツアー期間中にスタジアムや配信、限定グッズでも積極的にコラボ展開を行う予定です。

トレーニング開始は7月13日から

新シーズンへ向けたバルセロナの始動は、**2025年7月13日(日)**からスタート予定。

まずはメディカルチェックを経て、ハンジ・フリック新監督のもとでトレーニングが始まり、アジア遠征メンバーの最終選考が行われると見られている。

なお、2025年夏はユーロやコパ・アメリカといった大規模な国際大会は開催されていないため、例年よりも多くの主力選手がこのアジアツアーから合流できる見込みだ。

フリック監督にとっては、正式な指揮初年度のプレシーズンということで、コンセプト浸透やフォーメーション確認の絶好のタイミングとなる。

ツアー前にどこまでチームとして仕上がるか、日本・韓国での実戦モードに向けて注目だ。

けど、プレシーズンでのクラシコがないからちょっと楽観ムードです!!

モロッコ戦は中止に?フリック監督の意向で

実は今回のプレシーズンにおいて、アジアツアーの前にモロッコ・カサブランカで親善試合を行う計画が浮上していた。

対戦相手としてはラジャ・カサブランカウィダード・カサブランカといった現地の強豪クラブの名前が挙がっていたが最終的にこの案はハンジ・フリック監督の意向により見送られたとされている。

理由は、長距離移動による選手のコンディション低下や、新体制での戦術確認に集中したいという希望があったからだ。

これにより、2025年のプレシーズンは「アジア3連戦+カンプ・ノウでのガンペール杯」がメインとなる構成に一本化された。

過密スケジュールになりがちなツアー計画を見直し、シーズン3冠達成に全力を注ぐそんな現場主導の姿勢が見て取れる調整となった。

対戦相手

7/27 神戸戦(vs ヴィッセル神戸)

イニエスタとの縁と過去の対戦

2018年5月、FCバルセロナ一筋22年目(うち16年間はトップチーム)を区切りに、アンドレス・イニエスタはJ1・ヴィッセル神戸へ完全移籍を発表。Rakutenの三木谷会長との強い信頼関係も手伝い、クラブ間に初の“公式パートナーシップ”が生まれた。

出典先:ヴィッセル神戸公式サイト: 「アンドレス イニエスタ選手 加入記者会見」レポート

当時バルサは神戸とともにRakutenを胸スポンサーに掲げており、イニエスタ移籍を機に両クラブの交流がより密に。これが後のアジアツアー実現の土台にもなっている。

ロナウジーニョがいるときのジャパンツアーは神戸よりも関東圏(マリノスや浦和)が多かったけど、パートナーシップを結んでからはヴィッセル一択になりましたね。

過去の対戦成績

日時大会/場所スコア主なトピック・得点者
2019年7月27日ラクテンカップ/神戸・ノエビアスタジアムKobe 0-2 BarçaCarles Pérezが59′&86′に2得点で快勝 (players.fcbarcelona.com, espn.com)
2023年6月6日フレンドリーマッチ/東京Kobe 0-2 Barçaメキシコ代表Julian Araujoがデビュー。イニエスタは神戸での“ラストゲーム”として盛り上がり (espn.com, fcbarcelona.com)

2019年の一戦がこの動画です

2023年の一戦がこの動画です

7/31 ソウル戦(vs FC Seoul)

7月31日、バルサはソウルワールドカップスタジアムに乗り込み、Kリーグを代表するFC Seoulと激突する。ソウルは2024年にリーグ4位でACL出場権を獲得した堅実なチームで、新監督キム・ギドン体制のもと、攻守の切り替えが鮮やかなスタイルを志向している。

バルセロナとしてはプレシーズンマッチとはいえ、66,000人を収容する巨大スタンドに響く韓国サポーターの大合唱は、選手を鼓舞する一方でバルサには真剣勝負のリハーサルにもなる。FCソウルとすればシーズン中だし怪我に注意しながら楽しみたいところ。

8/4 大邱戦(vs Daegu FC)

8月4日には、舞台を大邱市へ移してDaegu FC戦。Daegu FCは“スカイブルーズ”の愛称で知られ、2018年韓国カップ優勝を誇るが、2025年のリーグ戦では序盤から安定感を欠き、闘志溢れるホームゲームでの奮闘を誓う局面にある。小規模の大邱スタジアム(約12,000席)はピッチと観客席の距離が近く、観客の熱気が選手までダイレクトに伝わるのが特徴だ。

バルサはここで細かなパスワークと攻守の切り替えを試しつつ、Daegu FCが得意とするセットプレーとサイドからの鋭いクロスに対する守備の統率力を確認したい。トレーニング招集の若手にも出場機会が与えられる予定なので、チーム全体の層の厚みを測る最後のテストマッチとして注目だね。

カンテラは誰が出場?若手メンバーの動向

アジアツアーにも、伝統のLa Masia出身の若手たちがチーム強化の一翼を担います。
昨年は17名もの“カンテラ枠”を活用し、プレシーズンで貴重な経験を積ませたが、今年はトップチームがほぼフルメンバーで参加するため、その数は大きく絞られる見込み。

昨年は17名も…今年は絞られる見込み

フリック体制下で主力がほぼ全員参加予定のため、例年よりも若手枠は大幅に削減される見込み。現在までに名前が挙がっているのは、

Juan Hernández(ファン・エルナンデス) ⇦大注目な選手☆
Jofre Torrents(ジョフレ・トレント)
Pedro Fernández “Dro”(ペドロ・フェルナンデス “ドロ”)

トップチームの連携強化を優先しつつ、数少ないながらも選ばれた若手には“フリック流”戦術理解度を深める機会となりそうだ。数少ないチャンスを勝ち取って欲しい。

Juan Hernández(ファン・エルナンデス)

Jofre Torrents(ジョフレ・トレント)

Pedro Fernández “Dro”(ペドロ・フェルナンデス “ドロ”)

注目のフアン・ヘルナンデスほか

Juan Hernández(ファン・エルナンデス)選手 プロフィール

  • 生年月日: 2007年7月21日(現在17歳)
  • 出身地: スペイン、テルエル
  • 身長: 178 cm
  • ポジション: 攻撃的ミッドフィールダー、左ウィンガー、セントラルミッドフィールダー
  • 利き足: 右足
  • 所属クラブ: FCバルセロナのアカデミー(バルセロナB、U19など)

選手としての特徴:
ファン・エルナンデス選手は、FCバルセロナのユースアカデミーで育成されている若手有望株の一人です。攻撃的なポジションを主とし、ドリブルスキルやゴールへの決定力、パスの多様性などが評価されています。UEFAユースリーグやスペインのユースカテゴリのリーグ戦で経験を積んでいます。

まだ若く、今後の成長が期待される選手です。
ただ、利き足以外ヤマルとかぶっている気がする…

新ユニフォーム&アジア限定グッズ

Nike × Spotify × Philipsの注目コラボ

FCバルセロナの2025-26シーズンユニフォームは、クラブの伝統と革新を象徴する3大パートナーによるスペシャルコラボだよ。

  1. Nike(キットサプライヤー)
    バルサとNikeのパートナーシップは1998年に始まり、最新のマルチイヤー契約では2038年まで延長。
    年間平均約1.27億ユーロ、総額で約17億ユーロをクラブにもたらす史上最高額の契約で、グローバル市場でのブランド力をさらに強化しています。
  2. Spotify(フロントスポンサー)
    2022-23シーズンからユニフォーム前面を飾る音楽ストリーミング大手Spotifyは、単なるロゴ提供にとどまらず、クラブのエンターテインメント体験を再定義する共同プロジェクトを展開中。直近では、クラブ本拠地の命名権を含む「Spotify Camp Nou」改修プロジェクトにも深く参画していて、スタジアム全体の音楽演出を担当しているそうだ。
  3. Philips Ambilight TV(スリーブスポンサー)
    2023年からシャツ袖に登場したAmbilight TVロゴは、TP Vision(Philipsテレビ部門)との提携の証し。
    Ambilight機能の“没入感”をチームとサポーターにもたらす演出をコンセプトに、試合中の映像演出やファン向けイベントでも連動した体験を提供している。

この3社コラボは、ユニフォームを身にまとう選手だけでなく、スタジアムやデジタルプラットフォームを通じてファン全体を巻き込む大規模プロジェクト。伝統の“ブラウグラナ”を守りながら、音楽と映像技術を融合させた新時代の観戦体験を創出している点が最大の注目ポイントだね!

まだユニフォームは正式発表はされてないから待ち遠しいですね!!

アジア限定スカーフやピンバッジ登場予定

現時点では、公式ストアにアジア限定スカーフ/ピンバッジの情報はまだ掲載されていません。
ただし、

  • スカーフの一般価格は€20〜30程度で、アジア仕様が登場する可能性は高い
  • ピンバッジは海外ショップで確認されており、公式発表を待ちたいところ

ファン向け配信&現地イベント

Barça Oneで全試合配信!

2025年アジアツアーにおけるバルセロナの親善試合は、Barça Oneでの全試合配信が正式に決定!
世界中のクレ(バルサファン)がリアルタイムでチームのプレシーズンの様子をチェックできる貴重な機会です。

Barça Oneとは?
バルサ公式が展開する動画配信プラットフォームで、ドキュメンタリーや選手インタビュー、舞台裏映像などが配信されている。今回のツアーではライブ配信+アーカイブ視聴にも対応する予定とのこと。6月26日現在で視聴するためには有料にしなければならないという記載はありませんが、プレミアプラン(月額:1.99ユーロ)に加入すると広告なしで全てのコンテンツを見ることができるので、ファンとしては必須ですね。

ちなみに過去の類似試合(2023年開催)はHuluストアでの有料配信(1,200円)が行われていました

ファンにとっては、来日できなくても選手の状態や新加入メンバーの様子をチェックできる絶好の機会。
とくにラミン・ヤマルやパウ・クバルシといった若手に注目したい!

公開練習やミート&グリートも

さらに、日本と韓国での公開練習イベントや**選手とのミート&グリート(Meet&Greet)**が企画されていることが関係者筋から判明している。

公開練習(予定)
参加方法:公式パートナー企業(SpotifyやNikeなど)の招待、または抽選日程:7月26日(神戸戦前日)
会場:ノエビアスタジアム神戸
参加方法:公式パートナー企業(SpotifyやNikeなど)の招待、または抽選

ミート&グリート内容(過去実績)
選手との写真撮影会
サイン入りグッズのプレゼント抽選
バルサレジェンドの飛び入り参加などのサプライズも

この試合における一般のチケットは、楽天チケット経由、下記のリンクから購入可能です。
https://ticket.nft.rakuten.co.jp/event/vissel-kobe-legends/?scid=wi_tck_top_cl

ただとっても値段が高いしもうほとんど売り切れている…

本日の補強ニュース:ルーニー・バルジがバルサへ?

コペンハーゲンの18歳ウインガーとは?

ルーニー・バルジのプレーについて一言で言うと、持ち前のコンパクトなドリブルと爆発的な加速で狭いエリアを突破し、裏に抜け出す嗅覚と両足の精度で決定機を演出できる点が最大の強みですね。
さらに攻撃だけでなく高い守備意識でプレスにも積極的に参加する現代的ウイングと言えます。

一方、より多彩なシュートバリエーション、強豪相手とのフィジカル合戦、長いシーズンを乗り切るスタミナ面にはさらなる成長の余地があります。これらをクリアすれば、バルサのトップチームでも“勝負強いウイング/セカンドストライカー”として大化けする可能性を大いに秘めています。

2025年3月に怪我から復帰してからは目立った活躍はないようですが、ヤマルの控えなどで出場機会を増やすかリーガで他のチームにレンタルしながらプレー時間を増やしてレベルを上げていくのか気になりますね。

ただ、バルサの選手でレンタルに出した選手って複数年活躍した記憶ないなぁ…
記憶にあるのが、ピケ(マンチェスターU → バルサ)とアルバ(バレンシア → バルサ)ぐらいかなぁ
この2人はもともとカンテラ出身、外のチームから来てレンタルに出されるとそのまま消えてしまう記憶の方が強い
特に南米系の選手が…

まとめ|この夏、またバルサが一歩“未来”へ動き出す

フリック体制2年目のスタート地点が、まさかのアジア──
神戸、ソウル、大邱…このツアーに詰まっているのは、単なる親善試合じゃない。

✔️ バルサの”新しい色”をまとったユニフォーム
✔️ カンテラから飛び出す、未来のクラックたち
✔️ ルーニー・バルジという“伏兵”の可能性
✔️ そして何より、“勝つために変わる”覚悟

イニエスタがかつてそうだったように。
ラミン・ヤマルが今そうであるように。
「この夏から歴史が動き出した」──
そんなプレシーズンになるかもしれない。

早くシーズンが初めって欲しいですね、Visca el Barça!Vamos Blaugrana!!

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